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「小泉劇場」再始動 構造改革派結集へ布石?(産経新聞)
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投稿者 天木ファン 日時 2007 年 5 月 22 日 11:30:17: 2nLReFHhGZ7P6
 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070522-00000000-san-pol

5月22日8時0分配信 産経新聞


 ■参院選の応援遊説「郵政民営化賛成」条件

 昨年9月の退陣後、表舞台での目立った活動を控えてきた小泉純一郎前首相が、6月4日の川口順子元外相のパーティーを皮切りに、参院選の応援遊説を開始することが分かった。自民党執行部としては、参院選での無党派層対策として、小泉人気を利用する思惑があるが、小泉氏自身は、応援する議員には、ある条件を付ける意向。その条件があるために、今回の小泉氏の動きは参院選後の政界再編をにらんだ構造改革派結集への布石ではないか、とも言われている。(河合雅司)

 小泉氏は首相退陣後は本会議の出席や気心の知れた議員との会食以外、表立った動きをほとんど見せなかった。「マスコミに出れば『小泉さんはこう言ったけど安倍晋三首相は…』という比較になる。一切話さないことが安倍首相への最大の支援」(飯島勲政策秘書)として、取材も一切受け付けてこなかった。

 こんな「雲隠れ」が逆に関心を集め、小泉氏の人気は健在。参院選に向けて無党派層の取り込みに頭を悩ます自民党執行部にとって、小泉人気を利用しない手はなく、応援遊説に協力してくれないかと打診した。

 ただ、執行部の思惑をよそに、小泉氏は応援にあたって、その議員が以前から郵政民営化に賛成していたかどうかを条件にする考えだ。

 その背景には、安倍首相と小泉氏の路線にずれが生じているという現実がある。

 安倍首相は、一昨年の衆院選の際に郵政民営化に異論を唱えた郵政造反組の復党を認めた。今年に入って、特定郵便局改革に積極的だった日本郵政公社総裁の生田正治氏も更迭した。これらの決断は、「特定郵便局長票をあてにする動き」(ベテラン議員)の一環であるとみられている。

 これに対して、小泉氏は、以前から「既得権者、郵便局の票をあてにしたら参院選は負ける」と指摘していただけに、「小泉氏は本音では安倍政権の姿勢を苦々しく思っている」(小泉氏の側近議員)という。

 一方、参院選は激戦が予想され、「与野党どちららが勝っても政界再編に突入」との観測もある。その際に、政界再編の軸となり得る人物は限られてくる。構造改革路線を掲げ郵政解散で同僚議員を離党に追い込んだ小泉氏は「再編時の一方の旗印を立てられる人物」(自民党議員)の一人だ。また、安倍首相が参院選で負けた場合に、小泉氏の再登板を望む声が自民党内にはある。問題は小泉氏自身にその気があるのかという点だ。

 自身の首相再登板は「絶対にない」と否定する小泉氏だが、最近の動きはさまざまな憶測を呼んでいる。現在、小泉氏は数多くの大企業などの寄付で設立されたシンクタンク「国際公共政策研究センター」の顧問に就任している。今後、中東和平などを中心に議員外交を展開する考えだ。さらに、一昨年の衆院選で郵政民営化を支持して当選した、いわゆる「小泉チルドレン」らを中心とする議員集団「新しい風」の設立パーティーに財界の大物を含め1000人以上が集まった。

 こうした動きに加えて、参院選での応援遊説相手の選別という行動もあって、「小泉氏は資金面、人脈面を含めた態勢づくりを着々と進めている」(ベテラン議員)との見方が出てきている。

最終更新:5月22日8時0分

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