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http://www.asahi.com/national/update/0425/SEB200704250018.html
長崎市の伊藤一長・前市長が射殺された事件で、逮捕された指定暴力団山口組系の組幹部、城尾哲弥容疑者(59)が、事件前にテレビ朝日(東京)に送りつけた文書は、同容疑者が知人に代筆させたものだったことが25日、長崎県警の調べで分かった。同容疑者も「他の人間に書かせた」と供述しているという。
同容疑者はこれまでの調べや弁護人の接見に対し、「銃撃現場まで歩いて行き、1人でやった」と供述。県警も単独犯との見方を強めているが、共犯者の有無をなお慎重に捜査しており、この「知人」からも代筆した時期や動機など一連の経緯を詳しく聴いている。
文書は事件前に郵送された。A4判4枚で、容疑者と親密な建設業者への公的融資を市が断ったことや、市道の工事現場で容疑者の車が傷んだことをめぐる補償交渉などについて市への不満が書かれていたが、犯行を予告するような明確な文言は記されていないという。
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