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(回答先: 24日に全国学力テスト=小6と中3、240万人対象−43年ぶり実施(時事通信) 投稿者 gataro 日時 2007 年 4 月 21 日 16:02:21)
http://www.janjan.jp/government/0704/0704113537/1.php から転載。
問題含み全国学力テスト 実施目前〜犬山市は不参加
2007/04/12
全国学力テスト、参加しません。―犬山市教育委員会の選択 (単行本) 犬山市教育委員会 (編さん)
緊急シンポジウム「このままでいいのか全国学力テスト」が3月31日、開かれました(於:東京・日本教育会館。主催:全国学力テスト緊急シンポジウム実行委員会。後援:明石書店)。これは、4月24日の全国学力テスト実施を前に、次に掲げる10人の方の呼びかけにより企画開催されたものです。いささか遅くなりましたが、集会の様子を報告します。
呼びかけ人
大塚英志(まんが原作者、神戸芸術工科大学)・ 小山内美江子(脚本家)・苅谷剛彦(東京大学)・斎藤貴男(ジャーナリスト)・佐藤学(東京大学)・汐見稔幸(東京大学)・田中孝彦(都留文科大学)・中嶋哲彦(名古屋大学・犬山市教育委員)・藤田英典(国際基督教大学)・三上昭彦(明治大学)(50音順)
急な開催にもかかわらず、北海道・群馬・茨城・新潟・山梨・埼玉・千葉・東京・神奈川・岐阜・愛知・京都・岡山・佐賀の各地から、約180人の方々が参加しました。参加者は、保護者、小・中・高校教師、教育委員会関係者、教育研究サークル、教職員組合、労働組合、NPO、学生、大学院生、大学教員、研究者、政党関係者、出版社員などで、多岐にわたっていました。また、取材には、テレビ局2局、新聞社・通信社6社が、来ていました。
田中孝彦氏の進行で、シンポジストとして、中嶋哲彦、松下佳代(京都大学)、苅谷剛彦、藤田英典ら各氏が発言しました。
会場からは、保護者や教師の発言が相次ぎ、学校現場や地域が抱える問題や、全国学力テスト実施がもたらす弊害などが語られました。保護者、学生、教師、研究者、教育関係出版社の関係者などが、白熱した議論を交わし、全国学力テスト実施の意味、採点を民間会社に依頼した問題など、さまざまな角度から検討が行われました。
この会合で、一番注目を浴びたのは愛知県犬山市教育委員会委員長・丹羽俊夫氏の発言でした。丹羽氏は、これまでの犬山市での教育改革の積み重ねや、教育の独立を貫く犬山市教育委員会の姿勢、全国学力テスト不参加をめぐる犬山市内のリアルな状況について語りました。市長の要請を跳ね除け、全国学力テストに参加しないと決めた、当日の教育委員会の緊迫した様子が、言葉の端々から伝わってきました。
教育基本法(1947年法)第10条の精神を受けつぐ、この犬山市の教育委員会の今後に注目したいと思いました。
関連記事:
全国学力テスト不参加 犬山市で集い
参考サイト:
全国的な学力調査について
(宮内秀忠)
◇
【編集部注】全国一斉の学力テストは、文部科学省が4月24日実施予定。対象は小学校6年生と中学校3年生、教科は国語と算数・数学の2教科。こうした中、4月2日までに、文部科学省が都道府県教育委員会に対して「例外」として子どもに氏名を記入させずに番号方式で実施してもよいとする連絡文書を出したことが判明した。子どもの個人情報を民間企業に集計させることへの不安の声に配慮したものとされている。
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