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「ほかにも痴漢」記事で名誉棄損=植草被告が出版社4社を提訴−東京地裁
4月19日20時1分配信 時事通信
痴漢をしたとして、東京都迷惑防止条例違反罪で起訴されたエコノミストの植草一秀被告(46)=公判中=が19日、ほかにも痴漢行為があったとする週刊誌「女性セブン」などの記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の小学館など出版社4社を相手に計5500万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。
小学館以外に提訴されたのは、毎日新聞社(サンデー毎日)、講談社(フライデー)、徳間書店(アサヒ芸能)。
訴状によると、女性セブンは2006年10月5日号で、「痴漢で示談7回」の見出しで、植草被告が、逮捕された事件以外にも、過去7回にわたり痴漢を繰り返して、いずれも示談しているとの記事を掲載した。
他の各誌も、植草被告が、別ののぞきやわいせつ行為をしていたとの記事を掲載した。同被告は弁護士を通じて、「虚偽の事実を報じておとしめており、その行為は報道の自由の名の下に保護されるものではない」とコメントしている。
最終更新:4月19日20時1分
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