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□長崎市長銃殺事件 マスコミ業界震撼!取材の仕方! [現役雑誌記者による、ブログ日記!by オフイス・マツナガ]
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50372338.html
2007年04月18日
長崎市長銃殺事件 マスコミ業界震撼!取材の仕方!
マスコミ業界では、直撃取材という取材方法がある。
芸能人なら、芸能レポーターがマイクをもって追っかける。
アポをいれてもなかなかあってくれそうにない人物に取材をかける場合は、通常の取材だと、あってくれないどころか、逆に逃げられてしまう。そこで直撃取材する。特攻取材とか、鉄砲玉取材という場合もある。
新聞社にはいって最初に社会部に配属されるといわゆる地元警察や警察幹部に夜討ち朝駆けの取材をさせられる。これはすこしでもいい情報をもらおうという取材方法だけど、基本形は、直撃取材だ。
政治家も、大物政治家になると、番記者以外はなかなか取材に応じてくれない、そこで辻野記者のように、政治家の自宅に夜討ち、朝駆けする。ただ、大物政治家になると番記者も夜討ち朝駆けしているので、記者クラブに加盟できない雑誌記者が夜討ち朝駆けしても、邪険に扱われるという例はたくさんある。
この直撃取材というのは記者やジャーナリストにとって、基本形の基本だ。これを怠ると、マスメディア脆弱化する。生命線だといってもいい。
ただ、最近は一般人に対して、直撃取材するのは、人権上の問題があるのでないか?という議論もある。秋田幼児殺害事件をみてもわかるように、容疑者とおもわれるところに、マスコミがおしかけて、直撃取材をくりかえすと、いわゆるお祭り取材になってしまい、「マスコミの暴力」といわれることもある。
さて、今回の長崎市長銃殺事件だけど、容疑者は山口組の関係者だといわれている。では、記者は、ここで山口組の直撃取材をかけるか?という命題が生じてくるわけだ。
暴力団はたびたび、マスコミの取材対象になる。なんせここは、記者クラブがない。だから、雑誌記者にとっては、邪魔する記者クラブがいないから、かなり自由に取材できるという傾向がある。
よって、「週刊実話」とか「アサヒ芸能」は、暴力団取材のエリート集団でもあるといえる。ここには、暴力団専門のベテランの記者が多数いる。彼らは人脈、つて、コネをつかいさまざまな取材チャンネルをもっている。これは、朝日新聞やNHKがどう逆立ちしてもかなわない聖域だ。
という当方も、若干の暴力団関係者への取材チャンネルはもつようにしている。とくにボスはかってだいたい全部のチャンネルがあったけれど、ある事件を契機にして撤退した。本当は、ボスの取材チャンネル、人脈をひきつぐ者がいなくてはならないのだけど、当方のスタッフは根性なしなんで、全員、辞退した。いまおもうと、もったいないことをしたものだ。
と長々書いたけれど、前書きが長すぎる。
この直撃取材という取材方法が、web2.0の時代に、ネット界で進化してあらわれつつある。
それは、一部のネット関係者の間では、電凸(でんとつ)といわれる取材方法だ。一般の匿名のネット関係者が電話で、関係者に取材する。その様子をネットで公開するというもの。これは、まだまだ未熟な部分があって、完全な取材という形態になっていないと、現役の記者なんかはおもって、冷ややかに見ていた部分もあるけど、やはりweb2.0である。
確実に進化しつつあるか?
ということで、本ブログ初の試みである電凸(でんとつ)の紹介です。
◎山口組電凸
http://i-get.jp/upload/src/up1034.mp3
この電凸(でんとつ)の有り様というのは、ネット関係者全員が吟味してもいいテーマであるとおもうのでした。
担当:北岡隆志
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