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昨日の早朝にラジオの幾つかの局を選局して聞いていたら、エル・バラダイ氏のこの発言を報じていた。
私はこれは聞いて、
「画期的なきわめて重要な発言であり、中東に対する将来像を見据えたところの戦略についてエル・バラダイ氏は代弁をさせられているのだろう」と看做して、新聞紙面もマス・メディアのネット面も広く探してこの記事を追ったのだが、何処にも出ていない。
やっとのことで、チャイナからの報道画面から記事を見つけた。
日本では、この記事は都合が悪くて抹殺したいらしいのだ。
「中東の非核ゾーン化」は中東に平和をもたらす為の必須条件ではないか!
それをしかも、国際原子力機関の事務局長が公言したのであるから「ビッグ・ニュース」で扱わなければならないはずだ。
早朝のラジオでは報じて、紙面とネットでは抹殺した事はこの記事の重要性を浮かび上がらせる事になった。
中東におけるイスラエル問題とパレスチナ問題の解決のために、イスラエルの核兵器放棄と他国の核兵器開発の放棄を必須の前提条件としてイスラエルとイスラム国家群の共存を実現し、それにより継続不可能となった米国帝国主義支配を終焉させる事を計る戦略は建てられていると考える事が出来るだろう。
この事を、英国首相とか米国大統領が口に出したら大問題となり、イスラエルは猛反発をするであろう。しかし、エル・バラダイ氏であれば、その地位から考えれば相応しい発言であるとは言えよう。
エル・バラダイ氏は代弁を頼まれていたのであろう。
中東戦争以後のイスラエル・パレスチナ問題解決そして米・英帝国主義の終了を導き出す道筋・戦略についての「奥の院(米国のそれではなくもっと奥の)」の思惑を垣間見せた発言であったと私は理解したのである。
しかし、これは安倍政権を操作して"孤立的傭兵軍国政治体制"に日本を追い込もとしている現状では中東の平和安定化の道筋が日本国民の目に見えては極めて不都合と言う事になり、記事の抹殺が命じられたのではないだろうか。
以下にチャイナ報道を紹介しておく↓
http://japanese.cri.cn/151/2007/04/16/1@91497.htm
「IAEA事務局長、中東での非核ゾーン設置を提唱」
2007-04-16 13:21:49 cri
ヨルダンを訪問中のIAEA・国際原子力機関のエル・バラダイ事務局長は15日、イスラエルとイランを含む中東地域に非核ゾーンを設置して、この地域の将来の安定を保証すべきだと主張しました
これはエル・バラダイ事務局長がこの日、ヨルダンの首都アンマンでアブドラ国王と会談した時述べたものです。会談後の記者会見で、エル・バラダイ事務局長は、中東地区のすべての核兵器を撤廃する必要性を述べ、この地区には、当然、イスラエルとイランが含まれるとした上で「中東地区の治安システムは協力と相互信頼を踏まえて構築しなくてはならない」と述べました。
エル・バラダイ事務局長はまた、IAEAがヨルダンの核プロジェクトの実施。つまり、その原子炉の建造に技術と理論などでの援助を提供することを明らかにしています。
また、ヨルダンのアブドラ国王は、エル・バラダイ事務局長との会談で「IAEAのメンバーと『核拡散防止条約』の締約国として、ヨルダンは国際法の基準と協議をこれまで遵守してきた。ヨルダンの核開発は平和目的にしか使われない」と述べました。
(翻訳:謝東)
これに近い発言をした人物達がいる。キッシンジャーやシュルツ達である。それは中東を対象としたものではなかったが、「核兵器の廃絶」を主張するものであった。
中東での核兵器廃絶が語られる時、それは実現目標でもあり、且つ「主体」の責任逃れをもたらす為の「奇麗事発言」でもあるかも知れないのだ。つまり、それまで紆余曲折があり、大規模破壊的事件が戦争と共に促進剤として起こされる可能性も考えておいた方がよいだろう。
私は、米国は「裏に隠した本音」では「一定限の核拡散」を望んでいると考えており、それとは大いに矛盾しますが?
http://www.asyura2.com/07/senkyo31/msg/400.html
投稿者 新世紀人 日時 2007 年 3 月 01 日 14:33:47: uj2zhYZWUUp16
米国が核兵器全廃を唱え出す日【天木直人・日本の動きを伝えたい】3/1
http://www.asyura2.com/07/senkyo31/msg/389.html
投稿者 天木ファン 日時 2007 年 3 月 01 日 09:24:18: 2nLReFHhGZ7P6
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