★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK33 > 346.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/073ff2823bf3651c8190660bc0802b44 から転載。
憲法改正手続法(国民投票法)に絶対に最低投票率の定めが必要な理由〜図解バージョン
憲法改正手続法(国民投票法)の自民・公明党修正案が国民主権をあまりに軽んじたものであり、民主党案の方がかなりよいことを昨日、図解でご説明しました。しかし、両案ともに、最低投票率の定め(例えば投票率が50%に届かないと投票が無効になる制度)がありません。これは、国民主権軽視も甚だしい。ここなどで一度述べたが、再度図解で説明してみたい。
まず、前提として、国民投票で最低率の定めがないのは、少数派であり、かつ、その少数派のほとんどが国政選挙で比例方式をとっている国です。日本は、小選挙区でありながら、最低投票率の定めを決めようとしない異常な国なのです。
では、図解です。上の図をみてほしい。こちらは、国政選挙が比例選挙でなされている場合だ。A党、B党、C党、D党、E党で争い、投票結果は、A党が29%、B党が25%、C党が21%、D党が13%、E党が12%だったとしましょう。この場合、比例なので、獲得議席数はほぼ同じ割合になります。例えば、A党が30%、B党が25%、C党が21%、D党が12%、E党が12%となります。
改憲に賛成する政党がA党とC党である場合、賛成議員割合は51%にとどまり、これを支える市民の割合も50%に止まります。
改憲に賛成する政党がA、B、D党である場合、賛成議員は、67%となり、総議員の3分の2をクリアし、改憲案を発議することが出来ます。そして、その改憲案を支えるであろう市民は、67%であり、かなりの多数で改憲案が国民投票によって承認されることが推定されます。
このように比例選挙では、議員の意思と国民の意思が一致するため、最低投票率の定めがなくとも、国民主権が踏みにじられることはないのです。
次に下の図を見て下さい。こちらは日本で採用されている小選挙区です。同じ投票率でも最高投票率の人しか当選できないので、●△市選挙区では、せっかく、A党が29%、B党が25%、C党が21%、D党が13%、E党が12%だったというのに、A党が100%の議席をとることになります。
これを全選挙区合計でみた場合、A党だけが一位になるわけではないでしょうから、例えば、図にあるように、A党が60%、B党が33%、C党が7%となります。
そうすると、A党とC党が改憲派だったとすると、67%になり、総議員の3分の2以上であるため、改憲案を発議することができます。
ところが、実は、A党とC党を支持した人=改憲派は50%に止まるのです。この場合、国民の意思ははっきりしていません。そこで、国民の意思をきっちりと反映させるためには、最低投票率を定めて国民の多くが投票した結果をもって改憲するのかしないのかを決めなければならないのです。
どうでしょうか。日本が小選挙区制である以上、国民投票には最低投票率が必要だということがお分かりいただけたと思います。
国民投票に最低投票率の制度を!じゃなきゃ、国民投票なんていらねぇだよぉ!(某都知事選挙候補者風)
自民党・公明党は、12日に委員会を通過させるという。採決されるその瞬間まで徹底的に抗議しよう!(参照:こちら)
そして、仮に採決されたとしても、参議院でも徹底的に抗議し続けましょう!
■■佐世ちゃんの国会速報引用開始■■
(以下、ぜひ転送お願いします)
----------------------------------------------------------------------
憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.22(07/04/11)
<国民不在の国民投票法(憲法改正手続法)>〜 弁護士 猿田佐世 〜
----------------------------------------------------------------------
★★危険度最大級★★★★★★
明日、4月12日、憲法特別委を、委員長職権(!)で開催決定!
強行採決を許すな!!!
★★★★★★★★
●速報
本日(4月11日)昼、衆議院、憲法特委の理事懇が開催された。4月12日の委員会開催を求める与党に野党がこれに応じず、理事懇自体は決裂。しかし、なんとしても強行採決したい与党が
委員長職権で委員会実施を強引に決定。与党は明日、強行採決を行うつもりである。
許せぬ!
皆、声を上げてください! 方法は下記↓
強行採決する議員はどんな顔をしてそんなことやるつもりか!傍聴に行こう! 方法は下記↓
●傍聴に行ける方は、明日の委員会開催の時間が決定したので、下記を改めてご覧ください。
ぜひとも皆様傍聴に駆けつけてください!傍聴方法は次の通り。(辻元事務所の方、いつも、ご協力ありがとうございます。)
1 事前申込
傍聴希望の方は、4月11日午後4時までに、名前、住所、電話番号、年令、職業を明記の上、「4月12日の憲法調査特別委員会傍聴希望」として、辻元清美議員の議員会館の事務所宛てに、ファックスしてください(FAX 03-3508-3855)。
午前の傍聴が希望なのか、午後か、それとも一日かも明記してください。
2 当日(4月12日)
国会議事堂・衆議院議員面会所に集合。
午前は10時40分に集合 午後は2時40分に集合
委員会自体は、午前は11時から1時間、午後は3時から2時間です。
傍聴は途中抜けはOKですが、一度出ると再度は入れません。
●議員へアクション!
自民党、公明党の議員には「強行採決するな」「公聴会をさらに開き慎重審議を!」とのFAXを寄せてください!
公明党議員は、赤松正雄議員(FAX03−3508−3412)、石井啓一議員(F03-3508-3229)、大口善徳議員(F 03−3508−8552)、太田昭宏代表(FAX:03-3592-1019)
自民は、安倍晋三首相(FAX:03-3508-3602)ほか
●「さらに公聴会を開いて、国民の声を聞け!」との声を衆議院憲法調査特別委員会事務局へ寄せてください! 詳細は、メルマガNo.18を見てください。
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_osirase.htm
〒100-8960 東京都千代田区永田町1−7−1(TEL03−3581−5563)
メルマガN0.18は→ http://www.news-pj.net/kenpoushingi/index.html
●画像で見よう「国民投票法って?」
私が画像で国民投票法の解説をしてるところが、なんと!WEBに掲載されました。
簡単な説明ですので、お友達などにご紹介ください。ご尽力いただいた皆様、ありがとうございます。
アワープラネットTV →http://www.ourplanet-tv.org
13日以降は、→ http//www.ourplanet-tv.org/main/contents/contact_f.html
YOU TUBE →http://ecocolo.com/starblog/maekita/
●このメルマガの過去ログはこちら
→ http://www.news-pj.net/kenpoushingi/index.html
→ http://kenpou.cocolog-nifty.com/angya/
→ http://www.nikkanberita.com/
憲法改正国民投票法についての詳細は、上記HPのほかに、下記もどうぞ
→ http://web.mac.com/volksabstimmung/
携帯でこのメルマガを見たい場合は携帯からこちらにアクセス
→ http://www.news-pj.net/kenpoushingi/i/
(15:12)
■■引用終了■■
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK33掲示板
フォローアップ: