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速報 国会報告 / 2007年04月11日
明日の国会は、都知事選挙での「石原圧勝」の追い風を受けて、与党が「3点突破」をはかってくる危険が出てきた。ひとつは、憲法調査特別委員会における審議打ち切りと採決である。昨日、民主党は修正案を提示したが、与党側は午前中1時間、午後2時間で打ち切って採決という提案をして物別れに終わった。108人の公述人希望者が拙速な議決に反対し、与党修正案に賛成した人はたったひとりだったという。明日の午後、緊迫の採決に向けての攻防が激化する。
さらに、「金額」「積算根拠」を明示しないまま白紙の請求書をアメリカ側に委ねるような米軍再編法案も、衆議院安保委員会で質疑打ち切りと採決を同じ日に狙っている。このブログでも報告してきた文部科学委員会を出し抜いて「教育3法」成立のための特別委員会を国会に設置する採決を議院運営委員会で行なうこともこの日狙われている。テレビでは「自衛隊」の派手なCMが一斉に流れ出した。後半国会の大きな流れを決める攻防が明日だ。
(夕方の追記)
衆議院法務委員会一同で18名の与野党議員が、少年法審議中の「喜連川少年院」「国立きぬ川学院」「栃木県中央児童相談所・一時保護所」の視察に出かけてきた。丸一日、留守にしていた国会では今朝書いたように不穏な動きが広がっている。野党側も朝10時から国会対策委員長会談を開いて、与党の強硬路線への対応策を練っているが、憲法調査特別委員会はまたしても委員長職権で明日の審議日程を立てた。午前9時理事会、11時から1時間の質疑、午後1時から2時間の質疑が野党欠席の理事会で職権で立てた予定だ。野党側は、「明日の採決など絶対に認められない。採決をしないと確約しない限り理事会には出れない」と抵抗し、対立は高まっている。
一方で、「米軍再編」を審議する安保委員会も今日の理事会で与野党決裂となった。こちらも、本会議をはさんで4時間半の質疑日程を終えた後で採決を与党側は追求している。そして、教育三法特別委員会設置もまた明日か明後日の議院運営委員会で採決し、本会議で与党は議決の構えだ。最新情報によると、自民・民主で折衝を行われているようだ。明日、4月12日はこの国会で最大の山場になるのかもしれない。(情勢が流動的なので、新情報が入ったら追加する)
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/a80fa0add2428f7e0f07f4e3fff84964
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