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□宗男、参院鞍替えか…勢力拡大へ秘策、千春と出馬? [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007041120.html
宗男、参院鞍替えか…勢力拡大へ秘策、千春と出馬?
新党大地代表の鈴木宗男衆院議員(59)が、今夏の参院選に向けて秘策を画策しているとの噂が永田町でささやかれている。その秘策とは、宗男氏自ら議員辞職を行い、歌手の松山千春氏(51)とともに参院選に出馬するというもの。知名度の高さから両氏当選の可能性は高く、国民新党の獲得議席を見込めば、保守系“ミニ政党”だけで5人以上の当選は射程圏内。参院選後、自公連合と民主党との間でキャスチングボートを握るのも夢ではないというわけだが…。
「参院選は自公連合と民主党のどちらが勝ってもおかしくない。安倍政権も民主党も支持率が伸び悩みの中にあっては、僅差の勝負だろう。キャスチングボートは最低5人いれば十分握れる。そのために宗男、松山両氏は参院比例代表で立候補する可能性がある」
こう語るのは野党有力筋の1人。
宗男氏の参院くら替え説が浮上する背景には、新党大地の北海道での影響力がそれなりに強いという事情がある。
宗男氏は、一昨年の衆院選で比例代表北海道ブロックで当選しているが、議員辞職しても同ブロックで名簿順位2位のアイヌ民族、多原香里副代表が繰り上げ当選となり、党としては痛みを伴わない。まさにくら替えで当選すれば、一石二鳥というわけだ。
ただ、多原氏は新党大地のほか民主党、国民新党の推薦を得て参院北海道選挙区から無所属で出馬する予定。それでも宗男氏が参院に転出し、多原氏が繰り上げを辞退した場合は、名簿順位3位の党副代表、田中いづみ氏に“お鉢”が回ってくることになる。
一方、参院選後に与野党間でキャスチングボートを握るというシナリオを描く国民新党。参院選では民主党と選挙協力を行う予定だが、国民新党幹部は「選挙後も民主党と協力関係を続けるとはかぎらない」と漏らす。同党からしてみれば、民主党との選挙協力も、「自公の過半数獲得を阻止するための過渡的措置」(関係者)にすぎない。
ただ、国民新党の場合、参院選で当選する可能性が高いのは、「比例代表で出馬する郵政造反組の自見庄三郎前衆院議員と、あとだれか1人。選挙区での当選は厳しい」(事情通)という見方が支配的。同党には参院に非改選の議員が2人いるが、4人で台風の目になりうるかどうかは微妙なところ。
そこで注目しているのが、新党大地の当選者数というわけだ。国民新党の綿貫民輔代表も宗男氏もかつてはともに自民党経世会の仲間。田中康夫代表率いる新党日本や社民党と違い、国民新党と新党大地は“距離”が近い。このため、「両党合わせて参院で6人確保できるなら、国会内で統一会派を組む可能性は十分。そうなればキャスチングボートが握れる」との見方が浮上しているのだ。
ただ、国民新党は3日、参院比例代表候補として、宗男氏と同じ北海道を地盤とする元社会党衆院議員の伊東秀子氏の公認を決定。こうした状況下で宗男氏が出馬すれば、北海道の票を国民新党と新党大地が奪い合うことになる。それだけに、「宗男氏の有権者への影響力を考えれば、伊藤氏が出馬してもあまり関係ない」との声もあるが、政党同士のぶつかりあいは両党とも避けたいのが本音だけに、「ここは宗男氏が一歩引く可能性が高い」(政界事情通)との見方も。
実際、宗男氏は夕刊フジの取材に対し、自身の参院選出馬について「初めて聞く話だ。今のところ全然考えていない」と否定。松山氏についても「最後のエースなので、もっと大事なときに使いたいと思う。松山さんは春のコンサートツアーが7月いっぱい入っている」と言う。
ただ、政界の一寸先は闇。果たして宗男氏は、参院選後に政局のカギを握ることになるのか?
ZAKZAK 2007/04/11
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