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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007041002007459.html
2007年4月10日 朝刊
【カイロ＝萩文明】イラク戦争で首都バグダッドが陥落して四年となる九日、イスラム教シーア派の反米指導者サドル師派が中部の聖地ナジャフで、駐留米軍の早期撤収を求める大規模デモを実施し、米軍との対決姿勢を鮮明にした。
サドル師派の民兵マハディ軍は組織温存のため二月に始まった米軍の掃討作戦に合わせて地下に潜伏、現在まで衝突を避けている。だが、同派が支配するディワニヤで米軍が作戦を強化し、民兵の一部はサドル師の統制が及ばない状態。今後も対決を回避できるかは予断を許さない。
大規模デモには首都にあるサドル師派拠点などから数十万人の支持者が詰め掛け、米軍撤収を求めるスローガンを連呼。ＡＦＰ通信によると、反米路線を取るスンニ派宗教勢力の一部も合流した。
サドル師は八日、「米軍攻撃を強化せよ。イラク軍と警察は敵（米軍）を倒す戦いに参加せよ」との声明を出した。同師は作戦前に姿を消し、「イラン潜伏説」も出ている。
マハディ軍は二〇〇四年、米軍との間で二回、激しい戦闘を演じた。
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フォローアップ:- 戦争版：バグダッド陥落四周年：サドル派のデモ、その他 天木ファン 2007/4/10 12:45:09
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