★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK33 > 249.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://blog.mag2.com/m/log/0000228369/
[11日からの温家宝・中国首相の訪日が狙うモノ]
11日から13日にかけて、温家宝・中国首相が訪日します。
今回、彼は何をしに、何を得るために日本へやってくるのでしょうか。
その鍵は、昨年10月8日の安倍総理の訪中で発表された
「戦略的互恵関係」とは何か? ということです。
中国が今現在狙っているモノ。
それは今回の訪日で求めてくる政治的なモノと、マーケットにおけるある「ター
ゲット」の二つであると、原田武夫は読み解いています。
●体制や価値観の違いを超えた「相互尊重」:「切り札」の入手
前回の訪中で、日本と中国の友好関係は、「戦略的互恵関係」を目標とする、
と再定義されました。
そして今回の中国首相訪日では、この「戦略的互恵関係」を「体制や価値観の違
いを超えた相互尊重」の関係と位置づける共同文書を発表する方向に最終調整へ
入った、と報道がされました。
この「体制や価値観の違いを超えた相互尊重」というものは、今まで中国が日本
につきつけてきた、「歴史問題」や「従軍慰安婦問題」よりも大きな問題です。
なぜなら、何か問題があっても、中国側はこの文言に立ち返って、「ウチは共産
主義。体制が違うから仕方がない」と逃げることができるようになるからです。
●マーケットで狙うモノ:日本の中小企業
今回の温家宝・中国首相の訪日に先立って、昨年、中国・北京において「日中経
済パートナーシップ協議・第5回会合」というものが開催されました。
ここで中国が示した議題に「中小企業協力」、「日本における経営環境」といった
ものがあります。
5月の三角合併に向けて、ここに中国側の意図が見えてきませんでしょうか?
そしてそこで日本で生じるでしょう、中国への感情や政財界への働きかけについ
て、先ほどの「体制や価値観の違いを超えた相互尊重」という文言が、中国側に
とってうまく利いてきそうに思えてきませんか?
ここで「国と国民を思い続けた官房長官」故・後藤田正晴氏の遺訓が思い出され
ます。
「日本がアメリカ一辺倒ばかりでやっていると、気がついてみたときには中国中心
のアジアが米国と手を結んでいたということになりかねない。・・・(中略)・・・
ふだんから日本はアジアに橋を架けておかないと・・・日本は外に放り出されるよ」
(「国と国民を思い続けた官房長官後藤田正晴の遺訓」(津守滋著 ランダムハウス
講談社)
実際に、北朝鮮問題についてアメリカと中国が日本を挟撃してきたことを占める報道
が4月7日に伝えられてきました。
それはどのような報道だったのでしょうか?
そしてそこに見えるアメリカの意図はどのようなものでしょうか?
詳しくは、弊研究所公式ブログ↓をお読みください!↓
こちらからどうぞ→ http://blog.goo.ne.jp/shiome
(参考サイト)
◎「原田武夫国際戦略情報研究所ホームページ」
(http://www.haradatakeo.com)
◎「元外交官・原田武夫の『国際政治経済塾』」(まぐまぐ)
(http://money.mag2.com/invest/kokusai/)
2 81 +−
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK33掲示板
フォローアップ: