本当に少数派、外山恒一氏…都知事選投開票 「石原都政」の継続か転換かが最大の争点となった東京都知事選は8日、自民、公明両党が支援する現職・石原慎太郎氏(74)が、民主、社民両党の支援を受けた前宮城県知事・浅野史郎氏(59)らを引き離し、圧勝で3選を果たした。 「もはや政府転覆しかない!」「そうだー」「私は諸君を軽蔑(けいべつ)している!」「そうだー」
「当選したら私もビビる」などの「オレ節」満載の政見放送でインターネット上で話題の外山恒一氏(36)は8日、JR高円寺駅前にテレビを設置し、若者など約100人と開票速報を見守った。
「午後8時に当選確定が出てからがオレの選挙」と豪語。少数派の雄を自認する外山氏は目標を当選ではなく、中松氏や金造氏など著名な泡沫(ほうまつ)候補打破に設定。開票作業が終了するまで、政見放送のセリフをマイクで繰り返した。
だが開票が進み、得票がそれほど伸びないことが判明すると「諸君。オレはもうちょっといくと思っていた。我々は本当に少数派だった」と敗戦の弁。周囲からも「そうだー」と掛け声が飛んだ。
(2007年4月9日06時04分 スポーツ報知)