| Tweet |
私は安倍首相が週刊朝日の記事の内容について神経質になりヒステリックに「法的処置をとる」とわめいているのを見て異様に思った。
どうして彼はこんなに神経質になるのか？
たとえ記事内容が実態にあっていたとしても、いや、あっていればむしろ泰然としている筈ではないのか？
コイズミだって国会で過去の婦女暴行疑惑について追求された時には、「よくもそんな事を…」と言ってしらばくれたのだった。彼が実際に婦女暴行を行った可能性は高かったのだが。
この様に泰然と構えるのが普通なのである。
今回の安倍の朝日に対する余りに神経質な対応を見て、気が付いた事がある。
安倍が神経質になっている理由は他にあるのではないか？
それに付随する事柄に接して彼はヒステリックになったのではないのか？
私が言いたい結論を先に言うと、
訪米を前にして安倍首相は強烈に脅かされたのではないのか？
それは、「伊藤一長長崎市長暗殺事件」だったのではないか？
事件に込められたメッセージは、
「言う事を聞かないと伊藤さんのように貴方にズドンと行くわよ」ではなかったのか？
明日（４月２７日）は、かつてイラクで香田さんが斬首殺害されて２年半が経つ日に当たるのだが、香田さんが殺害された理由は大きな新潟地震発生により自衛隊イラク派遣に見直しが為される可能性をはらんだ時であったから、小泉首相に自衛隊派遣継続についての脅しが起こされる可能性があった。香田さん殺害の主な目的は小泉首相への脅かしであったと私は推測している。
奥、井ノ上の両外交官の意図的殺害（米軍の犯行である可能性が高い）も自衛隊イラク派遣に踏み切るようにとの小泉首相への脅しであったと推測している。
アーミテージ日本工作指令閣下が滞日中である。
毎日新聞の朝刊によれば、彼は安倍から有識者懇の説明を受けて、「素晴らしいことだ」と言ったそうである。
http://www.asyura2.com/07/senkyo33/msg/1015.html
要するに憲法９条改悪を待てないから、今すぐに米軍の活動に同行できるように何とかしろ！ と言う事なのである。そして国民投票法を早く成立させろ、何が何でも無茶苦茶でも構わんからやれ！ と言う事なのだ。
安倍の爺様の岸伸介は国民の大反対を押し切って安保改定を成し遂げたらその直後に「右翼」に刺されてしまった。岸はもうこれで御仕舞いだった。
安倍は爺様の事を思い出したのかもしれない。
「爺様も右翼に刺された。僕も銃撃されるかもしれないな。伊藤市長のように…。案件は片付けなければならない…」
安倍も集団的自衛権行使に道筋をつけて、国民投票法を成立させて改憲に道筋をつけたらお払い箱に放り込まれるかもしれない。もしも参院選敗北になればそれっきりになる事だって有り得るのではないのか。
安倍政権はもう既に、十分にコントロールされている。従軍慰安婦問題・戦争謝罪問題と拉致問題・靖国参拝問題を対立させる事により、安倍政権はコントロールされてきた。
しかし、小泉も安倍も米国民ではないのだから米国の利益最優先に動く訳ではない。
外務省の岡崎ＯＢならば米国利益最優先で動くかもしれないが。
そこで「脅し」が必要になってくるのではないのか。「駄目押し」が必要になるのだ。
確実に成果を上げようとすれば確実な方法を採用しなければならない。
今までの米国の日本への要求の仕方を観察すると、次のような事が共通している。
「言葉」だけの要求ではなく、必ず「強圧」を加えてくる。
交渉は言葉だけで終わらない。後に強圧が控えている。
よく言われる「制裁」とは強圧である。第三者を使っての「嫌がらせ」これも強圧である。
伊藤長崎市長の暗殺は複数の目的を含んだものであったろう。
●久間氏への圧力を高めて防衛省へのコントロールを強化する事。
●長崎市政をコントロールし、日米政府に協力的な市政に変えて長崎の核兵器反対の声を小さくさせる事。
そしてさらに、次の事があったのではないのか。
●「政治的テロ事件」を日本の政治に見せつける事。
●安倍関係者の事件への関わりを仄めかす事。
この事件の起きた直後に官邸から、極めて冷たい内容の総理談話が出された。
これについては安倍首相の承認を得ることなく事後承認であったと推測されている。
そうであれば、この談話は安倍本人にとっては不本意なものだったのではなかろうか。
その上に、週刊朝日誌上で安倍関係者の事件への関わりへの疑い記事を出されては安倍本人としてはこれを切っ掛けとしての失脚を恐れるに至った可能性はある。
尤も、関係があるからこそ慌てたとの解釈も出来るのではあるが、それは今回の投稿の主題ではないので深く探らない事にする。
今回は安倍政権コントロールの為の「安倍脅し」の推測をした訳である。
何しろ国家によるテロ戦争が横行しているのであり、それが我が国の政権に向けて行われても何の不思議もないのである。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/04/26/09.html
安倍首相 朝日に「はっきり謝れ」
「週刊朝日」に暴力団との「関係」を指摘され、否定していた安倍晋三首相は２５日、官邸で、記者団から「謝罪はあったか」と質問され、「残念ながら謝罪は全くない」述べた。さらに「朝日新聞の朝刊の社会面の隅に分かりにくく、こっそり“広告の一部は間違っていた”というおわび的な記事が出ていたが…。謝るんだったら、はっきりと分かりやすく国民に伝えていただかなければならない。まさに私の人権を侵害している」と指摘。法的手段をとるかについては「私は首相ですから、基本的には慎重でなければならないと思うが、私の秘書は本人や家族の名誉がかかっており、当然法的な処置をすると思う」と答えた。
朝日新聞の２５日付朝刊には「週刊朝日」編集長の話として「一部広告の見出しに安倍首相が射殺犯と関係があるかのような不適切な表現がありました。おわびいたします」と掲載された。
[ 2007年04月26日付 紙面記事 ]
２ ８１ ＋−
▲このページのＴＯＰへ HOME > 政治・選挙・ＮＨＫ33掲示板
フォローアップ:
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。