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[2006年11月10日16時5分]
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061110-115188.html
安倍晋三首相の山口県下関市の自宅や後援会事務所に火炎瓶が投げつけられた事件の実行役として、放火未遂と火炎瓶処罰法違反の罪に問われた北九州市の指定暴力団工藤会系元組員、地蔵原知哉被告(28)の判決で、福岡地裁小倉支部(野島秀夫裁判長)は10日、懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡した。
判決によると、地蔵原被告は所属した組の組長から指示を受け、00年6月から8月にかけ、安倍首相宅や後援会事務所の車庫などに火炎瓶を投げた。
論告などによると、1999年の下関市長選で、安倍首相が推した候補の選挙運動に同市の元建築土木会社役員小山佐市被告(69=公判中)が協力。小山被告は報酬として首相の当時の地元秘書から300万円を受け取ったが、それ以上の要求を秘書に拒まれたことを理由に、工藤会系組長の高野基被告(56=同)に報復を依頼し、事件につながった。
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