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http://www.chosunonline.com/app/ArticleView.do?id=20070402000009 から転載。
韓日外相会談:日本、外交的孤立打開に向け積極的な動き
3月31日から4月1日にかけて済州島で行われた韓日外相会談では、日本の積極的な動きが目を引いた。安倍晋三首相による日本軍慰安婦発言の波紋と北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議での2・13合意後守勢に回った日本が突破口を見いだそうとしているようだった。
◆日本、安全保障対話の再開を提議
麻生太郎外相は会談で、第2期韓日歴史共同研究委員会の委員長協議の4月開始、2003年以降中断されていた両国間の安保対話の5月再開を提案した。
また、日本は今後5年にわたり韓国の中・高・大学生5000人を日本に招待し、青少年交流を行う計画であると発表した。日本の政府予算で10‐14日間韓国の青少年を日本に招待し、日本の青少年と交流させようというものだ。
この提案は、最近北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議が活気を帯び、韓米日ではなく韓米中の協議が日常化するなど、日本の外交的孤立が深まっていることに対する打開策とみられる。特に、安倍首相の日本軍慰安婦発言が全世界的に批判を浴びていることで日本側がとまどい、対策の準備に苦心していたようだ。
6 カ国協議でしきりに問題を提起し、会談進行の障害ともなっていた日本人拉致被害者問題についても、麻生外相は31日、「南北会談で(韓国が)北朝鮮に提起した拉致問題の中に日本人も含まれていたとの説明を聞いている。われわれとしては、とてもありがたいこと」と語った。
◆歴史認識は変わらない
日本は、表面的には韓日関係の改善のためにいくつも提案した反面、歴史認識など、本質的な部分については1歩も引かなかった。韓日外相会談が行われた会場周辺では一時、麻生外相が最近の日本の指導者らによる暴言に対し謝罪したとの誤報が流れた。しかし麻生外相は、慰安婦問題の経典とされている「河野談話」をそのまま繰り返すにとどまった。そして、日本の高校教科書の歴史歪曲(わいきょく)についても「大局的な見地で冷静な対応が必要だ。国定教科書ではないので、政府が検閲することはできない」と言い切った。
麻生外相のこのような姿勢が続いたため、宋長官は2時間以上行われていた会談が終わった後、20分間単独会談を行った。
済州=李河遠(イ・ハウォン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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