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http://www.asahi.com/politics/update/0401/TKY200704010207.html から転載。
都知事選候補、終盤に独自色強める
2007年04月01日21時49分
東京都知事選の「ラストサンデー」となった1日、主な候補者たちは人出の多い場所を目指し、新名所のビルや歩行者天国、花見会場などへと繰り出した。8日の投開票まで1週間に迫った選挙戦。告示日からの足跡を追うと、各陣営の選挙活動には独自色が浮かぶ。
「今朝、テレビ朝日のサンデープロジェクトに出演したのですが……」
元足立区長の吉田万三氏は京王調布駅など多摩地区4カ所でマイクを握ると、こう繰り返した。
「テレビ出演で想像以上に知名度と好感度が上がった。今までの共産系候補になかった現象だ」と陣営関係者。京王府中駅近くでの演説では300人近くが足を止めた。「動員をかけた支持者の倍ぐらい集まった」
現職の石原慎太郎氏はこの日、新名所・東京ミッドタウン(港区)と深川不動尊前(江東区)で街頭演説。支援する自民党の参院議員や自民系の区議らが顔をそろえた。
身内重用などで批判を浴び、「反省」を強調してきた。演説の半数を多摩地区で重ねたのは、党などの情勢調査で劣勢が伝えられたためだった。一方で、午前中に街頭演説したのは告示日の立川市だけ。陣営幹部は「午前中は体力を温存している日もある」。
浅野氏は1日、銀座、秋葉原、新宿の歩行者天国をはしごした。買い物客らでごった返す通りを練り歩き、「私が本物の浅野史郎、59歳です」と売り込んだ。
「石原都政に不満を持っていても、浅野を知らない人は多い。とにかく生の浅野を見せたい」と陣営幹部。ジョギングシューズで街頭演説と握手を繰り返す戦術を一貫して続ける。
建築家の黒川紀章氏は、中野サンプラザの大ホールを借り切って「緊急都民対話集会」を開催。集まったのは約150人だったが、黒川氏は「2万人にも3万人にも見えた」と笑顔だった。
組織力に劣る分、私財を投じた作戦が目立つ。移動用の白い車は後部がガラス張り。豪華クルーザーで川から遊説し、ヘリコプターをチャーターして伊豆諸島まで飛んだ。「センスの悪い選挙活動に都民は飽きている」と訴える。
発明家のドクター・中松氏はこの日、花見客でにぎわう上野公園や、六本木、池袋で街頭演説。これまでも渋谷や秋葉原など都心で演説を重ねてきた。「無党派層を制する者が選挙を制す。その大半を占める若者や女性がターゲット」と語る。今後も「効率重視」で主に都心を回る方針だ。
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