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http://espio.air-nifty.com/espio/2007/03/post_823f.html
都知事選候補者と「みっともない」公安調査庁
http://www.youtube.com/watch?v=ccwpbsJsWvM
公安調査局が公文書紛失 市民運動家の住民票請求 知人が拾い発覚/福岡
1994.07.16 読売新聞西部朝刊
破壊活動防止法施行に伴い設置された法務省外局の公安調査庁・九州公安調査局が、住民票の写しを福岡市南区長に請求する公文書(一枚)を紛失していたことが十五日、分かった。住民票の住所には同市南区玉川町の外山恒一さん(23)が住んでおり、公文書は、それを拾った知人を通じ、外山さんの手に渡った。
公文書は、九州公安調査局調査第一部長名で、七月十四日付で出されたもの。「九州公安調査局部長印」という公印が押してある。「執務上、必要につき」という理由で、外山さんの居住地の住民票の交付を求めている。
関係者の話によると、十四日午前、外山さんと同じアパートの住人がアパート前の路上で拾い、外山さんに届けた。同日午後三時過ぎ「法務省公安局の山田」と名乗る男性二人が文書を持ってないか確認に外山さん方を訪ねた。「山田」と名乗った男性は「十年ぐらい前にここに住んでいた人のことを調べている」と話していたという。
同局の稲葉和之総務部長は「落としたという可能性は否定しない。一般論としては、調査上の必要があれば、住民票を取る場合もある。個々のケースについてはお答えしない」と話している。別の同局の職員は文書を落としたことを認めている。
外山さんは、福岡市・中洲などで増えている「街頭ライブ」の中心メンバーで、十代から管理教育を批判するなどの市民運動をしている。「最近、在日朝鮮人への暴力を糾弾する集会に参加し、自分で作ったビラをまいたので、公安調査局の調査の対象となったと思う」と話している。
◇
公安調査庁は、公安調査庁設置法、法務省組織令により設置された調査機関。主に破壊活動防止法に基づく破壊団体の規制に関する調査活動を行っている。九州公安調査局は、九州・沖縄各県を管轄。福岡以外の各県に公安調査事務所を置いている。
[ニュース・アイ]公文書紛失 公安調査の一端明るみ 幹部「みっともない話」
1994.07.20 読売新聞西部夕刊
公安調査庁九州公安調査局が住民票の写しを福岡市南区長に請求する公文書を紛失した問題で、同局は十九日、紛失を公式に認め、陳謝したが、ベールに隠れている同庁の活動が、その一部にしろ明るみに出たのは極めて珍しい。「みっともない話だ」と口にする局幹部もいる。
調査の対象となった外山恒一さん(23)は、同市の盛り場、中洲などで増えている「街頭ライブ」の中心メンバーで、管理教育をテーマとした著作もあるフリーライター。「群衆が表現者となる芸術・パブリックアート」を提唱し、自分の生活全体を「表現」することを目指しているという。同局との折衝についても「楽しくやりたい」と言っており、十九日は「調査対象」と書いたヘルメットを自らかぶって訪ねるパフォーマンスをした。
調査に関係した局職員によると、調査対象となった理由のひとつは、外山さんが「反共左翼革命結社・日本破壊党総裁」を名乗っていること。「日本破壊党」は外山さんが「日本社会党」をもじって考え、「日本をインドにしよう」「現在はあまりにも退屈です。ひとつ革命でもやりませんか」などと主張するビラに使っている。
この職員は「(外山さんの)著書はすべて読み、活動にイデオロギー的背景があるとは思ってない。しかし、『反共左翼革命結社』という言葉を使っていることなどから、調査の必要があると判断した」と説明。さらに「彼らは今回の問題を自分たちをPRする絶好の機会とするだろう」と話す。
一方、外山さんは「社会を少しでも変えようと行動すると、警察や公安調査庁の監視の対象となる。予想はしていたが、もっと多くの人にこうした現実を知って欲しい」と言っている。
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