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【8:40】【社説/靖国合祀】国の関与「やはりそうか」と受け止めた人が多いのではないか…信濃毎日新聞
1 名前:窓際記者こしひかりφ ★ 2007/03/30(金) 17:39:26 ID:???0
▽靖国合祀 やはり国がかかわって
やはりそうか、と受け止めた人が多いのではないか。靖国神社への戦犯合祀(ごうし)に
旧厚生省がかかわっていたことが、国立国会図書館の資料で分かった。戦犯の合祀は、
日本人が戦争を反省していない証しと受け止められかねない面がある。そこに政府が
関与することは、憲法の政教分離原則に照らしても問題が多い。
戦争犠牲者をだれもがわだかまりなく追悼できる施設の実現が、あらためて急務である。
首相が引き続き、参拝に慎重でなければならないのはもちろんだ。
資料からは、厚生省が1958年ごろからしばしば、神社と合祀問題を協議していたことが
分かる。厚生省は戦犯合祀を、神社に積極的に働き掛けてさえいる。例えば58年4月9日の
会合だ。BC級戦犯の合祀を「研究してほしい」と、厚生省は神社に求めた。69年1月31日の
会合では、東条英機元首相ら、戦争指導者のA級戦犯について「合祀可」とする見解を
両者で確認している。
世論の動向は気にしていたようだ。A級戦犯合祀を決めた会合の記録文書には「外部
公表は避ける」と注が書き込まれている。
政府はこれまで「合祀作業にはかかわっていない」の一点張りだった。A級戦犯の合祀に
ついても「神社側の判断」としていた。今度の資料により、政府の弁明はますます根拠が
あやしくなった。大事な疑問が残されている。神社がA級戦犯を実際に合祀したのは
78年の10月である。「合祀可」としてからなぜ10年近くもかかったのか、決断は誰が
したのか、今回の公表資料からは分からない。
・http://www.shinmai.co.jp/news/20070330/KT070329ETI090002000022.htm
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