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【7:212】【朝日新聞社説】安倍内閣、わずか半年で、政治への信頼を揺るがせる出来事がこんなにも頻発した政権がかつてあっただろうか
1 名前:春デブリφ ★ 2007/03/27(火) 09:47:59 ID:???0
★安倍政権半年―これが美しい国なのか
安倍首相が就任して半年が過ぎた。ちょうど同じ日、初めての当初予算が成立した。
首相のめざす「美しい国」づくりが、そろそろ形を表してもいいころだ。だが、この
半年を振り返ると、どこが「美しい」のか、首をかしげざるを得ない。
政府税制調査会への財務省の影響力を弱めようと起用した本間正明会長が、スキャンダル
で辞任に追い込まれた。規制改革や公務員制度改革を担うはずの佐田行革担当相も、政治
資金の不正経理が発覚して辞めた。
柳沢厚労相の「女性は産む機械」発言、松岡農水相や伊吹文科相らの政治資金をめぐる
疑惑……。
滑り出しのわずか半年で、政治への信頼を揺るがせる出来事がこんなにも頻発した政権
がかつてあっただろうか。
(中略)
「政治とカネ」の問題は、有権者が政治に不信の目を向ける最大の要因である。内閣支持率
が低迷しているのも、その表れに違いない。それを承知のうえで、なお閣僚ひとり退場させる
ことができないのは、実は弱い首相だからではないか。
首相は来月早々にも、「美しい国」の理念や方向性を論議する有識者会議をつくる。だが、
これほど明白な疑惑を不問に付したままで、いくら美辞麗句を連ねて理念を語っても、国民
は納得するだろうか。
首相は「戦う政治家」をキャッチフレーズのひとつにしている。ここ一番で国家のため、
国民のため、批判をおそれず行動する政治家のことだという。
世論の批判に抗して松岡氏をかばい続けることが、戦う政治家の姿だとは思いたくない。
■ソース(朝日新聞)(中略部分はソースで)
http://www.asahi.com/paper/editorial20070327.html#syasetu1
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