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これまで発表された世論調査(朝日、ＡＮＮ、報道2001等）を見る限りでは、
石原三選は濃厚です。
10ポイント台の差で、二番手で追っている浅野氏も石原氏との差は開きつつあり、
苦戦を強いられているようです。
さらに、黒川氏や吉田氏は、石原氏からおよそ30ポイント以上引き離されているようで、
事実上、落選確定のようです。
反石原派の個々人が支持する候補者への投票が石原打倒に直結する票ならば、
いちばんよいのですが、そうではない場合は、どうするかが、現実の問題として
浮上してきました。
>正直に言えば、石原の３選だけは阻止したいと思う。
>逆に言えば石原以外であれば誰でもいいとさえ思うようになってきた。
>２０歳になってから今まで投票した選挙の類では、
>必ず社民党（社会党当時も含めて）か共産党の候補者に投票してきた。
>少なくとも自民党の候補者に投票したことは一度もない。
>では、今回の都知事選はどうすればいいだろうか？
>これまでどおり共産党の候補者に一票を入れるべきなのか。
>それとも、反石原陣営の「票割れ」を防ぐために
>「最も勝てそうな候補者」の前宮城県知事に入れるべきなのか。
>これは難しい問題だ。
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2007-03-03
アジアプレスの綿井健陽さんの悩みはよくわかります。
「(世論調査で次点の)浅野は石原と同等の“悪”。いやそれ以上の“悪”だから、
結果として、石原三選もやむなし」と考えるか、
「『ババア』発言や“テロ容認”発言やフランス語侮辱発言などの暴言を繰り返し、
また、都政を私物化し甘い汁を吸ってきた石原都知事の続投だけは勘弁して欲しい」と考えるか。
わたし個人は、やはり、石原都政継続阻止を最優先としたいです。
石原が当選してしまったら、石原打倒を目指した共産党都議団の努力が水の泡になるのはもちろん、
石原氏の税金飲食や税金豪華旅行や石原四男への税金支出などの石原氏の悪業を批判し、
石原氏を提訴するなどして石原氏と戦ってきたこれまでの都民の努力も水の泡です。
とはいうものの、たとえ石原三選という結果が現実のものになる日が近づいていても、
個々人がこれまで抱いてきた考えを変える事は容易ではないでしょう。
悩んでいる方は、最後の最後まで悩んでもいいと思います。
投票日前の各紙の最終世論調査をみて、最終的に判断してはどうでしょうか。
そのなかで石原氏に「最も勝てそうな候補者」に投票するのが
「反石原派」にとって、投票日における、もっとも賢明な選択だと思います。
もちろん、石原都政の継続を心底、望まないならば…ですが。
石原氏が支持拡大 幅広い層に浸透 都知事選・情勢調査
http://www.asahi.com/politics/update/0319/014.html
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