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□「更迭確実」塩崎官房長官が貫く「自己愛」と「米国【ハート型】」 [週刊文春]
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070322-01-0702.html
2007年3月22日
「更迭確実」塩崎官房長官が貫く「自己愛」と「米国【ハート型】」
内閣改造がいつ行われても更迭確実と言われる塩崎恭久官房長官。力量不足で首相官邸の司令塔役が務まらないためだが、当の本人は、「他の閣僚は失言したりスキャンダルを起こしたりしてるけど、俺は何も失敗していない。なのに、何故こんなに悪く言われなきゃならないんだ。皆が寄ってたかって俺を悪者にしようとしている」と責任逃れ。日頃テレビに映るニヤケ顔とは裏腹に、旧知のテレビキャスターやエコノミストたちに会うと、愚痴をこぼし、「ほとんど被害妄想、自虐気味」と周りがサジを投げるほどだ。
昔も今も自分だけ優等生なら学級崩壊にも我関せずのクラス委員はいるが、内閣の「学級崩壊」となれば話は別。しかし、旧大蔵省幹部の息子→東大→日銀→ハーバード大学ケネディスクール(行政大学院)というエリート街道一筋の男にとって、一番気になるのはあくまで自分の評判のようだ。
何しろ就任して最初の指示が「記者会見場の演壇をもっと高くしてくれ」。一日二回の記者会見は官房長官の晴れ舞台だが、「テレビに頭頂部ばかり映っている。髪の分け目が目立ちすぎて、毛が薄くなっていると分かるじゃないか」とご不満だったのだ。
「演壇を高くすると記者席を見下ろす視線が傲慢な印象を与えます」「TVカメラの位置を高くすればいいだろう」「内装変更に二千万円以上も掛かります」「とにかく頭のてっぺんを映すな」「それは長官がペーパーを見すぎるからで、前を向いて話せばハンサムな顔がばっちり映ります」
官邸スタッフとのこんな仕様もないスッタモンダに三カ月費やした。「本当は五十六歳相応の白髪頭で、長官就任前は茶髪だった。それを黒くしたら地肌が目立つようになっただけなのに本人が気にしちゃって」(永田町関係者)。
学生時代はセクト系の運動に首を突っ込み、政治家になってからは加藤紘一元自民党幹事長が決起した「加藤の乱」に加わるなど、時々の流行に走るのが塩崎氏の行動パターン。政界で信用されないゆえんだが、唯一不動の「信念」は、アメリカ絶対主義だ。
小池百合子、世耕弘成ら首相補佐官たちが米政府要人に連絡を取ろうとすると、本業そっちのけで「何してる。俺を通せ」と割って入る。チェイニー副大統領らが来日すると必ず面会し「官邸の窓口は私です」。本人は官房長官更迭後、外相への横滑りを本気で狙っているという。
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