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『週間金曜日』の「山口二郎の政治時評」が、共産党に浅野氏への協力を求めたのに対し、『しんぶん赤旗』(07/3/21)が反論を掲載しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-03-21/2007032104_03_0.html
先ず同紙は、「選挙で誰が幅広い支持を得るかは、山口氏ではなく、有権者である都民が決めることです」といいます。
一見、当たり前のように見えますが、とんでもない間違いです。(山口氏ではないというのだけは正しい)
もし、共産党の言うとおりだとするなら、立候補制などは無意味になり、選挙制度自体が成り立ちません。
第一、共産党が吉田氏を推すこと自体矛盾することになります。なぜ公認候補でなく、推薦にしたのか、なぜ不破氏ではなく吉田氏なのか、何も説明できなくなります。共産党員全員を立候補させるしかなくなります。
誰を候補にするかは、選挙戦のもっとも大事な緒戦であり、幅広い論議を以って決めるべき大事であります。
選挙戦の争点について同紙は、@福祉を削って巨大開発を進める基本政策であり、「加えて」A憲法、民主主義破壊、B都政の私物化だといいます。
これも、国民の認識から大きくずれていると思います。少なくとも私の認識とは違います。
石原氏の問題点は、憲法、民主主義破壊、都政の私物化であり、だからこそ都民、国民の大多数を結集できる戦いなのです。
共産党も、そんなことは百も承知で、浅野との違いを際立たせるために巨大開発を強調しだしたに違いないと見ています。
石原氏の「悪行」や「独裁者」的言動は、「オール与党」体制と不可分であり、都政を変える候補者には、それに相応しい政策的立場とともに、「オール与党」体制とはっきりと決別できる確固とした政治的立脚点が求められている、とも同紙は言います。
オール与党もゼネコン知事も、全国には珍しくありません。しかし、石原氏の言動の異常さは際立っていて、しかも、汚職やスキャンダルと違い、放っておけば、日本の将来に重大な禍根を残す性質のものです。もし、石原の再選を許せば、安倍政権の反動化・憲法改悪路線にいっそうの弾みをつけることになります。
だからこそ、様々な対立点や問題を一時棚上げしても、石原氏の再選を阻止しなければならないのです。
地方議会選挙、参議院選挙への思惑から、オール与党批判、民主党批判を繰り広げる共産党の姿勢は、ただただ党利党略であり、日本の将来、国民の将来に、決してプラスになるものではありません。
無駄を承知で訴えます。石原再選阻止のため、大英断を!
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