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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070318-00000010-gen-ent から転載。
党内のタカ派まで怒らせた安倍首相の二転三転
3月18日10時0分配信 日刊ゲンダイ
優柔不断の安倍首相が、ついに自民党内の身内タカ派議員まで怒らせてしまった。14日、中川昭一政調会長が“仲裁”に乗り出すこじれようだ。
怒っているのは、かつて安倍首相も参加していた党の議員連盟「日本の前途と歴史教科書を考える議員の会」(会長・中山成彬議員)の面々。きっかけは従軍慰安婦問題だ。
「安倍総理が言動を二転三転させた。それに振り回された議連がカンカンなのです」と関係者が語る。
「知っての通り、米下院で恒例の従軍慰安婦に関する謝罪決議案が持ち出された。民主党が議会の多数を占めることで、今回は採決の可能性が高まっていた。拘束力がないのだから無視しておけばいいのに、これに過敏に反応したのが安倍総理でした。“河野談話は屈辱的”が総理の持論だけに、5日の国会で“米下院の決議案は事実誤認だ”“強制的連行があったと証明する証言はない”と強気の答弁をし、米下院の決議案と真っ向から対決する気になってしまった。で、同志の集まりである『議員の会』に連絡をとったのです」
安倍首相の意を受けて、中山成彬議員ら議連は8日、政府による従軍慰安婦問題の再調査や河野談話の見直しを求める提言を首相に手渡した。この提言を受けて、政府が再調査に動き出すというシナリオだったのだ。
「ところが、外務省や官房長官が慌てて待ったをかけたのです。その頃には米ニューヨーク・タイムズ紙はじめ、世界で安倍発言への反発が強まっていた。海外の空気に無頓着な総理に対し、外務省などが危機感を持ったのです。それで必死に説得した。総理の発言が急にトーンダウンしたのはそれからで、ついにはお詫びと受け取られる言葉まで口にせざるを得なくなった。これに議連は、“弱腰すぎる”“勝手にハシゴをはずされた”とカンカンなのです」(政界事情通)
自分で言い出しておいて、最後は「再調査は党がやる」と責任を押し付けて逃げる安倍首相。タカ派仲間にも“軽さ”を見透かされ、いよいよ前途多難だ。
最終更新:3月18日10時0分
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