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6:27】【朝日新聞社説】イラク戦争に賛成した日本のメディアに反省が見られないのにも驚かされる まず、過ちと正面から向き合え
1 名前:春デブリφ ★ 2007/03/20(火) 10:10:26 ID:???0
★イラク4年―過ちから何を学ぶか
あの日から、きょうで4年たった。世界の不安や反対の声を押し切って、米英軍が
イラクの攻撃に踏み切った日のことだ。
その結果はどうだったか。イラクや世界が安全になったと考える人はどこにもいない。
この失敗がもたらした、途方もない損失の大きさに呆然(ぼうぜん)とせざるをえない。
(中略)
最たる過ちは開戦の大義とされた大量破壊兵器が実はなかったことだ。米英の政権は
情報をゆがめ、危機を演出した。
情報のいい加減さが暴かれたのは、こんな大失敗を招いた原因を探ろうという米議会
などの調査の結果だった。
戦争熱をあおったマスコミも深刻な反省を迫られた。米英の主要メディアは報道ぶり
を検証し、過ちを繰り返さないための改善に乗り出した。
ひるがえって日本はどうか。小泉、安倍両政権は、戦争に支持を表明したあの時点で
の判断を正当化するばかりで、攻撃自体の誤りには触れようとしない。
現内閣でただひとり、率直に思いを語った久間防衛相は、逆に「閣内不一致」などと
批判を浴びた。過ちを認めないことが内閣の方針であるかのようだ。戦争に賛成した
メディアに反省が見られないのにも驚かされる。
日本の防衛にとって米国との同盟は重要だ。しかし、だからと言って米国の政策を
何でも受け入れ、支持するというのでは思考停止だろう。同盟国でも利害が常に一致
するとは限らないからだ。
悲惨な戦争への反省から出発した戦後日本として、戦争回避の努力をもっと尽くす
べきだった。今改めてそう思う。
米国との同盟を大事にしつつ、日本の立場を追求するには国際協調、とりわけ国連の
ような多国間の枠組みを使う巧みな外交が求められる。
失敗から学ぶべき教訓は多い。まず、過ちと正面から向き合うことである。
■ソース(朝日新聞)(中略部分はソースで)
http://www.asahi.com/paper/editorial20070320.html#syasetu1
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