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□「格差は当然」奥村禮子氏って何者!? [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3111220/
「格差は当然」奥村禮子氏って何者!?
2007年04月07日10時00分
「過労死は自己管理の問題」と切り捨てた奥谷禮子氏(56)。人材コンサルティング会社「ザ・アール」の社長で、労働政策審議会分科会委員も務める。新聞、雑誌で、「格差は当然」「下流社会なんて言葉遊び」などの過激発言が話題だが、一体、どんな人物なのか。
奥谷氏は兵庫県出身で甲南大を出た後、日航の国際線スッチーに。結婚して一度は専業主婦に納まったものの、その後、スッチー仲間と人材派遣会社「ザ・アール」を設立。起業後、夫とは別れ、2年前、東大大学院教授と再婚した。
「スッチーの人脈を生かして、財界筋に食い込んでいった奥谷氏は堤清二氏に可愛がられ、その縁で、オリックスの宮内義彦会長ら経済同友会がらみの人脈を広げていくんです。女性の企業家が少なかったので、官僚にも便利がられ、郵政審議会委員、内閣府未来生活懇談会委員、国交省交通政策審議会委員など、多くの公職を歴任するようになり、知名度を高めていく。いわゆる竹中人脈のひとりで、小泉首相とも親しい。その縁もあってか、07年1月、郵政株式会社の社外取締役に就任しています」(霞が関事情通)
審議会でもズケズケ物を言う。「こういうタイプは“ガス抜き”にいい」という官僚もいた。本人も肩書を商売に利用しているのは間違いない。「政府と持ちつ持たれつの関係」(経済官庁のキャリア官僚)でのし上がってきたのだが、先週の参院予算委員会では、奥谷氏の公職と商売が取り上げられた。奥谷氏の会社は郵政公社と2004年度以降計37件、6億9000万円もの契約を結んでいて、職員の接遇研修などを請け負っているからだ。
37件のうち、4件が随意契約、一般競争入札は13件。その他は企画競争入札などだが、入札といっても応札したのが2社だったり、入札後、追加や前倒しで、どんどん受注が増えたケースもある。
「売上高が30億円程度の会社で、この受注額は目を引きます。上場もしていないし、この実績で、郵政公社26万人の研修を請け負ったのは不思議です」(国会質問した桜井充参院議員)
ちなみに生田正治・前郵政公社総裁は同友会副代表幹事だった。本当に接遇マナーの向上が必要だったのかと思ってしまう。奥谷氏への風当たりは、今後も強まりそうだ。
【2007年4月4日掲載】
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