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国民投票法案は勿論、改憲法(非戦を選ぶ演劇人の会)
http://www.asyura2.com/07/senkyo32/msg/104.html
投稿者 gataro 日時 2007 年 3 月 16 日 20:37:49: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://blog.hisen-engeki.com/?eid=622206 から転載。

非戦を選ぶ演劇人の会

二十世紀という悲惨な戦争の世紀を経て、人類が見出した最大の価値あるものは「人間の命の重さ」です。
戦争は、この真理を蹂躙するもっともデメリットの高い外交手段だと言わざるを得ません。

私たち「歴史の記憶を語り続ける責務を持った」演劇人は、 爆弾を落とす側でなく、
爆撃の下に住む人々と共にあり続けることを今日、表明いたします。
そして、戦争を支持する小泉政権を批判し、不支持の行動を全国的に展開することを宣言します。

演劇は、戦争に反対します。

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2007.03.16 Friday

国民投票法案は勿論、改憲法

(以下は転載、リンクOKです。エッセイは非戦を選ぶ演劇人の会の総意ではなく、実行委員個人の責任において書かれています)

ここ数年は、絶対に、憲法を変えない方がいいと、私は思っています。
これは、海外で戦争がしたいと思っている人にとっても、です。
(私は、核廃絶、世界的に軍備縮小、平和憲法推進の立場ですが)

今の状況で(アメリカの状態と日本の政財官とマスメディアの状況)、憲法を変えてしまうと、99.9%の人にとって、1年もたたない内に「えっ!?こんなはずじゃなかったのに!」という結果になると思います。
今だと、イラクに行った自衛隊は、なんとか(嫌々)米軍に守られてますが、憲法が変われば、堂々と、兵士として、殺されます。
日本国内の米軍基地の問題だって、あれだけ右からも左からも非難され、普通の国民だって、思いやり予算ってなに?と疑問を感じ、地元住民が殺されたりしてるのに、日米地位協定を変えようとする政治家はいなくって、憲法を変えれば、そこも変わる(変えられる)と思っている人は、おめでた過ぎると思います。
改憲法は、やっぱり、アメリカ軍への日本軍の編入(米軍指揮下に、正式になる)だと思っていた方がいいです。(この日米の力関係で、独立をかろうじて保てる要因が、現在の9条だと私は考えています。だから、死守、なのです)

以下、駆け足で、改憲法(国民投票法案)の状況、お知らせします。まず、日弁連のマンガが判りやすいので、問題点、列記しますので、マンガで確認して、それから論点表や意見書を、見てみて下さい。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/publication/booklet/kaisei_touhyouhou.html
http://www.news-pj.net/pdf/2007/niben-20070215.html
http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/kokumin_touhyouhou.html
・改正する項目ごとに賛成・反対が出来ず、複数の問題が一つの項目にまとめられてしまう危険性がある。
・憲法改正の内容を提案してから投票するまでの期間が短い(六十日間)。
・公職選挙法の規定をそのまま使用しているので公務員や教育者は他の国民と同じような国民投票運動が出来ず、市民活動は組織的な利益誘導として罰せられ、監視される可能性がある。
・CMなどの広報は改憲賛成議員に有利な仕組みになっている。(アメリカの大資本が郵便貯金を狙ったような宣伝攻勢をかける可能性も大!)
・一番ひどいのは、最低投票率の規定がないこと(有権者の二十%の賛成で改憲される可能性がある)。

以上、要約すると、国民の意見は聞きたくない、与党(及び、大スポンサー)の意見は聞かせたい、典型的な「合意の捏造(マニュファクチュアリング・コンセント)」製造法案なのです。(この利点:「だって、あんたたち、これに賛成したじゃん」と、堂々と言える。お金を使って、意見が買え、そのことを「気づかせない方法」は、実は沢山あるんです)

上記の問題点、幾つ、知ってましたか?普通にニュースを見ていると、18歳か20歳かだけで与党と野党が争っているように見え、そんなのどっちでもいいじゃん、と思うだけかもしれませんが、そうでは勿論ありません。(このことだけをとっても「合意の捏造」がいかに簡単かが判ります。それと、危険なのは、自民党の安倍さんと民主党の前原さんは基本的に同じ立場なので、民主党案も、同様に問題点が多いのです)

以下、近々のニュースです。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20070315/eve_____sei_____001.shtml
http://www.excite.co.jp/News/politics/20070315110800/20070315E10.021.html
http://www.excite.co.jp/News/politics/20070315101429/Kyodo_OT_CO2007031501000173.html
http://www.excite.co.jp/News/politics/20070314212040/Kyodo_OT_CO2007031401000752.html
http://www.excite.co.jp/News/politics/20070312195200/20070313M10.086.html

以下、各種情報、ニュースが載っています。
http://www.news-pj.net/

このニュースの前提になっているのは、与党はいつでも自分の法案を強行採決出来る、という現状です。
今までの悪法可決の過程を知っている方は、勿論、だから、こうした日程そのものに反対しているのです。今までの審議の過程で、問題点は全て指摘されています。しかし、与党は聞く耳を持たない。歩み寄りは絶対しない。そして、国民はこうした問題点をほとんど知らされていない。

昨日の9時30分からの衆議院憲法調査特別委員会は、元々「3分」の予定だったそうです。話し合いの時間ではなく、与党の意向を確認させる(強行、押しつける)ための時間ですね、明らかに。(そこを、ニュースも書いて欲しいです、、)で、結果、野党が一致して理事会欠席して反対しても、与党の賛成多数で、着々と日程(審議時間)を消化、です。国会は議論を反映させて、法案を練り上げる場所ではなく、多数派が出した法案を規定時間を消化して押し通す場なんです。現状、悲しい事に。

以下、法案関係者の連絡先です。(もう既に、先週位から、がんがんに問題指摘の電話、ファックスなど全国から行っているようです。自民、公明、民主の各議員に丁寧に問い合わせるのが一番いいかと思います)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2.html

国会状況などは、以下から「憲法調査特別委員会」を検索して下さい。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm

また、辻元議員が憲法調査特別委員なので、以下のブログで、委員会の様子が判ります。
http://www.kiyomi.gr.jp/blog/2007/03/14-1208.html

私は、平和省を創設して、環境と文化も省に格上げして、この三本柱で、外交政策を展開する国に、日本はなるべきだと思っています。単なる理想ではなく、人類と日本が共に、生き残るための、基本的な戦略だと考えているのです。(その件は、またあらためて詳述します)

             くまがいマキ

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