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□中国人女性スパイ説も出た イージス艦「特秘」情報流出 [J-CASTニュース]
http://news.livedoor.com/article/detail/3109194/
中国人女性スパイ説も出た イージス艦「特秘」情報流出
海上自衛隊の2等海曹(33)が、日米相互防衛援助協定の「特別防衛秘密」にあたるイージス艦のデータを自宅に持ち帰っていたことが神奈川県警の調べで分かった。しかし、その理由は今のところはっきりせず、「同僚と交換したエロ画像データ中になぜか含まれていた」というものや、「中国人妻のスパイ説」などさまざまな報道が飛び飛び交っている。
エロ画像の交換で流出?
第一護衛隊群の護衛艦「しらね」に配属されている2等海曹が自宅に持ち出したとされるのは、イージス艦の構造図面や、高性能レーダーについてなど800ページにも及ぶ日米相互防衛援助協定に関わる中枢情報。本来、2曹や同僚の下士官では接することができないものだ。それをなぜ2曹が入手できたのか。07年4月5日付け「読売新聞」には、
「2曹が同僚からわいせつ画像をコピーした際に流出していたことが4日、神奈川県警などの調べで分かった。新たに別の下士官1人に情報が渡っていたことも判明、関与者は計3人になった。それぞれのハードディスクやパソコンには、情報とともにわいせつ画像が記録されていたという。同県警などでは、画像のやり取りを繰り返す間に、情報が拡散したとみている」
と書かれている。つまり2曹の説明によれば、エロ画像を交換したが「なぜか」特秘情報がそこに紛れ込んでいた、というわけだ。
一方、同日の「毎日新聞」はこうだ。
「2曹は任意の事情聴取に『情報は同僚からもらったが、秘密情報と思わなかった』と説明。2曹に名指しされた同僚はこうした情報を渡したことを否定しているという」
同日の産経新聞は、
「(2曹に)名指しされた隊員に事情を聴くなど調べを進めているが、いずれも秘密情報に接触できる役職・階級になく、情報の流出源と断定できないため、別の隊員がかかわった疑いが強いとみて調べている」
と書くなど、なぜ特秘情報が流出したのかミステリーだ。
そもそも、なぜ2曹の自宅にデータがあると分かったかというと、2曹の妻が中国籍で、入管難民法違反容疑(不法残留)で逮捕されたことがきっかけだった。2曹の自宅を県警が家宅捜索し、このデータを見つけたという。不思議なのは、不法残留で逮捕するにしても、夫のパソコンデータまで、こと細かに調べるものなのか。
事件の裏に組織的動きがある?
そんなこともあって、「スパイ説」が浮上している。
07年4月6日付けの「夕刊フジ」によると、2曹と中国人女性が結婚したのは06年10月で、中国人女性はその2ヵ月後の12月に自ら入国管理室に「オーバーステイだ」と出頭したのだという。同紙は「中国女スパイの罠」という見出しを1面に掲げ、2曹が中国の女スパイに操られ、自らイージス艦の情報を盗んだのだし、
「事件の裏には、日本の防衛秘密を狙って、若い男性自衛官に中国人女性を接近させる組織的動きがあるとみられている」
と書いている。そして、
「一昨年以降、東京・元麻布にある中国大使館の武官室が一新され、動きが活発になっている。この武官室関係者がひんぱんに中華街に出入りしていたことが確認されている。当然、神奈川県警もこれを把握しており、今回の事件との接点をさぐっているはずだ」
という専門家のコメントを掲載している。
J-CASTニュースが海上自衛隊の広報に問い合わせてみたが、
「新聞報道されているのは神奈川県警から出されたもので、こちらからは何も話せない」
という。
神奈川県警も、
「取り調べ内容についてマスコミには出していない。私達は『捜査をしています』と言うだけだ」
と事件についてコメントしなかった。
2007年04月05日20時21分
▽関連記事
□イージス艦情報、わいせつ画像交換で拡散 [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070405-00000001-yom-soci
イージス艦情報、わいせつ画像交換で拡散
4月5日3時9分配信 読売新聞
海上自衛隊第1護衛隊群の護衛艦「しらね」の2等海曹(33)がイージス艦情報を持ち出した事件で、情報は、2曹が同僚からわいせつ画像をコピーした際に流出していたことが4日、神奈川県警などの調べで分かった。
新たに別の下士官1人に情報が渡っていたことも判明、関与者は計3人になった。それぞれのハードディスクやパソコンには、情報とともにわいせつ画像が記録されていたという。同県警などでは、画像のやり取りを繰り返す間に、情報が拡散したとみている。
捜査当局などによると、2曹のハードディスクに入っていたイージス艦などの情報ファイルは、別の護衛艦の乗組員のパソコンからコピーしたものだったが、その後の調べで、ほかにも別の下士官が、この情報ファイルを含むデータをパソコンなどにコピーしていたことが分かった。
最終更新:4月5日3時9分
□<海自情報漏えい>イージス艦情報に「特別防衛秘密」も [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070405-00000021-mai-soci
<海自情報漏えい>イージス艦情報に「特別防衛秘密」も
4月5日3時2分配信 毎日新聞
海上自衛隊第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)の護衛艦「しらね」の2等海曹(33)がイージス艦情報を持ち出した問題で、情報の中にイージス艦の構造図面など最も秘匿性の高い「特別防衛秘密」(特防秘)が含まれていたことが4日、捜査当局の調べで分かった。神奈川県警などは特防秘の漏えいを禁じた「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法」に違反した疑いもあるとみて、情報流出の経緯などを捜査している。
調べでは、2曹の自宅から押収された外付けハードディスク(HD)内には、イージス艦に関する資料が約800ページ分あった。構造図面や高性能レーダーの「イージスシステム」に関する数値など極めて秘匿性の高い情報もあり、警察当局と海自警務隊は特防秘に当たると判断した。
HD内には防衛情報と無関係のゲームや画像データも多く含まれ、2曹は任意の事情聴取に「情報は同僚からもらったが、秘密情報と思わなかった」と説明。2曹に名指しされた同僚はこうした情報を渡したことを否定しているという。
2曹は95〜99年に同群所属のイージス艦「きりしま」に乗船していた。しかし、機関担当で、同システム中枢部のCIC(戦闘指揮所)に入ったり、情報を入手できる立場ではなかった。捜査当局は同法違反容疑で情報の流出元や流出経路の特定を進めている。
HDは同県警が1月に2曹の中国人の妻(33)に対する出入国管理法違反容疑で自宅を家宅捜索した際、発見・押収された。
最終更新:4月5日3時2分
□漏洩の2曹、イージスシステム中枢情報も持ち出し [産経新聞]
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070404/jkn070404002.htm
漏洩の2曹、イージスシステム中枢情報も持ち出し
海上自衛隊第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)の男性2曹(33)がイージス艦の情報を持ち出していた事件で、漏洩(ろうえい)したイージス艦に関する情報は約800ページに及び、極めて秘匿度が高い「イージスシステム」の中枢情報が含まれていたことが3日、警察当局の調べで分かった。こうした情報は日米相互防衛援助協定に基づく秘密保護法に規定された「特別防衛秘密」にあたり、警察当局は秘密保護法違反(収集など)容疑での立件を視野に、海自など関係機関と協議を始めた。
神奈川県警が、2曹の自宅から押収したハードディスクやフロッピーディスクを分析した結果、イージス艦に関する膨大な情報の中に「指定前機密」「極秘」「秘」などと記載された資料があることが判明。いずれもイージス艦の機能などを項目ごとに解説したもので、イージスシステムの情報も含まれていた。
イージスシステムは世界最高水準の対空レーダーシステムで、高性能レーダーとミサイルをコンピューターで制御し、敵の航空機やミサイルを迎撃する。
特に、イージス艦の最大の特徴である「SPY−1D」と呼ばれる米海軍が開発した高性能レーダーの能力に関するデータは「ほとんどが『秘』以上にあたる」(防衛省幹部)という。
レーダーは常に360度の監視が可能で、100以上の目標を同時に探知、追尾できる迎撃システム。秘匿性が高いため、米政府は当初、日本への提供に難色を示していたとされる。日本側の情報管理の甘さが露呈すれば、米側の反発を買うのは必至だ。
県警と警務隊は2曹が持ち出したイージスシステムの情報について、米軍側にも照会し、慎重に調べを進めている。
2曹は県警の調べに対し、かつて同じ護衛艦で勤務した複数の同僚隊員のパソコンからデータをコピーし入手したなどと供述。県警と警務隊は名指しされた隊員に事情を聴くなど調べを進めているが、いずれも秘密情報に接触できる役職・階級になく、情報の流出源と断定できないため、別の隊員がかかわった疑いが強いとみて調べている。
秘密保護法では、米国から供与された武器などの構造や性能などの特別防衛機密を、不当な方法で探知、収集したり、業務で扱うものが漏洩した場合、10年以下の懲役としている。
■イージス艦情報持ちだし事件 神奈川県警が今年1月、2曹の中国籍の妻を入管難民法違反容疑(不法残留)で逮捕したことで発覚した。県警は2曹の自宅を家宅捜索し、護衛艦のレーダーのデータや通信関係の周波数などを記録したフロッピーディスクなどを押収した。2曹は平成7年から11年にイージス艦「きりしま」に乗っていた。
(2007/04/04 07:01)
□各地に秘密組織、中国女スパイ罠…独身海自隊員に接近 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007040522.html
各地に秘密組織、中国女スパイ罠…独身海自隊員に接近
海上自衛隊の護衛艦「しらね」の男性2曹(33)がイージス艦情報を持ち出した事件。神奈川県警と海上自衛隊警務隊は、情報が最高ランクの「特別防衛秘密」にあたるとして異例の共同捜査に乗り出している。事件の裏には、日本の防衛秘密を狙って、若い男性自衛官に中国人女性を接近させる組織的動きがあるとみられている。
「極めて深刻な問題であり、もはやプライバシーでは済まされない。男性自衛官と中国人女性との交際や結婚には相当な注意が必要だ」
こう語るのは、他国が日本国内で行う情報活動に詳しい元公安調査庁調査第2部長の菅沼光弘氏。
男性自衛官への中国人女性の接近が目立ち始めたのは10年ほど前。当初は純粋に日本人と結婚したかったり、在留資格を取りたい中国人女性が、職場に女性が少ない自衛官に目を付けたとみられていた。
特に海上自衛隊では訓練航海に一度出ると数カ月も帰宅しないこともあり、日本人女性との交際がうまくいかない男性自衛官が多かった。このため、中国人女性との交際・結婚に発展するケースもあったという。
ここに組織的動きが見られ始めたのは数年前から。
菅沼氏は「2005年2月の『日米安全保障協議委員会(2プラス2)』で、共同の戦略目標として『台湾海峡の平和的解決』を盛り込んだことが大きい。中国は『台湾問題に日米両国が介入してくる』と危機感を持ち、海上自衛隊に対する監視や情報収集を強めてきた」と語る。
海上自衛隊の基地がある神奈川県横須賀市や広島県呉市、長崎県佐世保市などに、男性自衛官に中国人女性を接近させる秘密組織が存在することを当局は把握しているという。
男性2曹は横浜中華街で働いていた中国人妻と知人の紹介で知り合い、昨年10月に結婚。ところが、この中国人妻は2カ月後の12月に自ら入国管理局にオーバーステイだと出頭する“奇行”を見せている。
実は、横浜中華街をめぐって、日本の公安当局が注目する動きが見られるという。
「一昨年以降、東京・元麻布にある中国大使館の武官室が一新され、動きが活発になっている。この武官室関係者がひんぱんに中華街に出入りしていたことが確認されている。当然、神奈川県警もこれを把握しており、今回の事件との接点を探っているはずだ」
もちろん、多くの中国人女性はこうした動きに関係していないだろうが、どこにハニートラップが仕掛けられているかは分からない。
現代の防人である自衛官諸氏は「国防に関する情報漏洩は国を売ることと同義である」と再認識すべきだ。
★1度に10件ミサイルや航空機の情報をキャッチ
神奈川県警が今年1月男性2曹の中国籍の妻を入管難民法違反容疑で逮捕したことで発覚。自宅から護衛艦のレーダーのデータや通信関係の周波数などを記録したフロッピーディスクなどが押収された。
平成7年から11年にイージス艦「きりしま」に乗務していた2曹は、極めて秘匿度が高い「イージスシステム」の中枢情報を、かつて同じ護衛艦で勤務した複数の同僚隊員のパソコンからデータをコピーして持ち出すという、スパイ顔負けの行動を取っていた。
イージスシステムは、艦に飛来する一度に10件のミサイルや航空機の情報を即時に把握、迎撃できる能力を持ち、艦隊防衛用に米国が開発した。日本は5隻のイージス艦を保有し、日本海を中心に展開している。
■特別防衛秘密 「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法」で規定され、日本が米国から供与を受けている装備品の構造や性能、使用などに関する技術または情報で公にされていないもの。不当な方法で収集したり他人に漏洩(ろうえい)したりした場合、最高10年の懲役に処されるほか、漏洩(ろうえい)を唆した場合も罰則規定がある。防衛省職員や自衛隊員のほか、一般人も適用対象。
ZAKZAK 2007/04/05
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