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http://blog.so-net.ne.jp/watai/2007-03-03 から転載。
「石原ファミリー」
わっ、もう3月だ。
年明け早々からアメリカに行ったからなのか、例年よりも月日の過ぎ方が異様に早く感じる。それとも今年で36歳になる年齢を取ったからなのだろうか。しかし、よく考えると僕がこの仕事を始めたのが97年からだから、たかだか今年で10年目。この世界ではまだペーペーの部類だ。もっといっぱい、いろんなことを経験して、知らなくてはいけない。
今年は所属するアジアプレスも設立20年目の節目にあたるので、それに合わせての何かしらのプロジェクトを考えている。先日、アジアプレスの事務所でその話をしていたら、「『しんぶん赤旗』を読まないと、日本の政治の動きがわからない」とメンバーの一人が言った。
確かにそうだ。
たとえば、今年に入って青森の米軍三沢基地から、F16戦闘機がまたイラクに出動していること。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-01-21/2007012102_02_0.html
それからイラクに派遣された自衛隊員の中からの自殺者が、さらに増えて合計7人になっていること(昨年3月の時点では5人だった)http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-01-14/2007011401_01_0.html
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-01-23/2007012302_01_0.html
こうしたことは、マスメディア媒体では全然報じられない。自衛隊員の自殺者の記事はこの後に「週刊ポスト」2月2日号が後追い記事を掲載したが、その内容はほとんど「赤旗」と同じで識者の談話が付け加えてあるだけだった。
石原慎太郎都知事への追及も、「赤旗」が懸命に取り上げてきて明るみに出たことが多い。石原が共産党を毛嫌いするのは当然だろう。共産党と赤旗がちゃんと石原都政の中身の「監視」をしているからだ。これは街中の「監視カメラ」では絶対に追及できない。
さて僕も東京都に住んでいる以上、都知事選の行方は非常に気になっている。正直に言えば、石原の3選だけは阻止したいと思う。逆に言えば石原以外であれば誰でもいいとさえ思うようになってきた。
20歳になってから今まで投票した選挙の類では、必ず社民党(社会党当時も含めて)か共産党の候補者に投票してきた。少なくとも自民党の候補者に投票したことは一度もない。
では、今回の都知事選はどうすればいいだろうか?
これまでどおり共産党の候補者に一票を入れるべきなのか。それとも、反石原陣営の「票割れ」を防ぐために「最も勝てそうな候補者」の前宮城県知事に入れるべきなのか。
これは難しい問題だ。
今回の選挙は前回のような石原が300万票を取ることは絶対にない。http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/data/data01_07_01.html しかし、勝敗の行方は微妙だろう。そして、僕の性格的なものなのか、取材における思考回路からなのか、いつも最初に「最悪のパターン」から予測する。そこから始める。「最初からそんなことを考えてどうするんだ!」と怒られそうだが、それでも想像してしまう。
「もし、それでも、この状況下であっても、石原が当選したら…どうする?」。
図書館で見つけたこの雑誌「リベラルタイム」 http://www.l-time.com/ をよ〜く読んで、考えて、投票しようっと。
ところで、石原が脚本・総指揮の映画(5月公開)http://www.chiran1945.jp/の主題歌を誰が歌うか知ってる?この超人気グループのファンの友人はそれを知って、本当に愕然としていたな。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/music/37171
ついでに南京大虐殺に関する映画「南京の真実」の賛同者の人たちの名前を見てみよう。本当に勢ぞろいですねえ。これで皆さんも「石原ファミリー」。http://www.nankinnoshinjitsu.com/
彼らは徹底的、そして総動員だ。さあ、みんなで「石原ファミリー」に入ろう!
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綿井健陽 WATAI Takeharu
Homepage [綿井健陽 Web Journal]
http://www1.odn.ne.jp/watai
映画「Little Birds〜イラク戦火の家族たち」
公式HP http://www.littlebirds.net/
DVD発売・各地で上映中
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