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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070305-00000007-jij-int
台湾総統、「独立」「新憲法」の必要性強調=中国の反発必至
3月5日2時0分配信 時事通信
【台北4日時事】台湾の陳水扁総統は4日夜、独立派団体の会合に出席し、台湾独立など「4つの必要と1つのノー」とする新たな考えを表明した。独立のほか、新憲法制定などの必要性を強調しており、陳総統が2000年の就任演説で表明した「5つのノー」原則の趣旨に反している。台湾独立に向けた動きとみて中国が反発するのは必至だ。
陳総統は、(1)台湾独立(2)新憲法制定(3)「台湾」名称による国連加盟(4)社会の発展−を必要とした上で、台湾には左右の路線対立はなく、「統一か独立かの問題だ」と主張した。08年総統選挙を控え、陳総統は独立志向を再び強めており、「台湾本土化路線」推進への決意を改めて示したといえる。
最終更新:3月5日2時0分
[新世紀人コメント]
陳総統がこれを語った4日とは、ネグロポンテ米国務副長官がチャイナを訪れて唐国務委員や李外相と会談をした日であるのだ。
このような時に、陳総統が語った本意とは何であったか?
米国とチャイナの要人の会談中に微妙な発言をしてくれたものだ。
1.両国に対し、わざと総統の真意・希望をぶつけたのだろうか?
又は、
2.両国の機嫌を損ねない事を心得た上での発言なのか?
さらに穿って考えて、
3.両国の意を汲んでの両国の希望に沿っての発言なのか?
1.はあり得ないであろう。両国の機嫌を損ねるような愚かな政治行動を政治音痴の日本人ではない百戦錬磨の台湾政治家が採る訳は無いのだ。
2.両国と衝突しない上での総統の希望を述べた可能性はある。
しかし、それには、
3.の意味も含んでいた上での事ではないのか。
つまり、
「台湾独立問題」を米・中が政治ゲームの手段として選択・採用しようとしていて、
其の両者の意を汲んだうえでの陳発言ではないかと言う事である。
米国・チャイナ・台湾の三者は台湾独立問題を巡って武力紛争に訴えようとの本音は持ち合わせてはいないだろう。
北京オリンピックすら控えていてそれを儲けの材料に使いたい時に水を差す阿呆は居ないのだ。
従って平和的に解決したいのが本音であろう。
ここでの戦争はゲリラ戦主体の紛争形態を採る事は出来ないので、「経済活性化の為の戦争」として利用する事は出来ない。
しかし、国際政治紛争としてでっち上げれば大いに利用価値がある。
日本や朝鮮半島をコントロールする為に政治カードとして台湾独立問題は大いに有効なのだ。
「日本を軍国化して富の蓄積を許すことなくして、絞り取ってやれ」との思惑が三者の合意としてあっても不思議ではない。
単純で熱が通りやすい日本国民をマスコミと政治で引きずり回してやることは簡単だ、と考えているのだろう。
ちなみに、米国・インド・日本の合同軍事演習は「対中国を目的とするもの」と言うのは嘘であろう。
チャイナがインドをも巻き込んだそのような演習に黙っている筈がないだろう。
今や、米・中は仲がいいのだから米国は余りに敵対的な軍事演習は控えるだろう。
其の演習目的は、「対中東向け」である筈だ。それを「対中国」と偽っているのだろう。
しかも其の事をチャイナは承知・黙認していると考えるべきだろう。
しかし、役者達はみんな達者だがシナリオがワン・パターンで詰まらないから目の肥えた観客達は劇場を後にしてしまうのだ。
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