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http://d.hatena.ne.jp/minshushugisha/20070227より転載。
何で吉田万三さんで一本化できないんでしょうかね?
2007-02-27
s(・・;) この記事は喧嘩するために書いてるのじゃなく、冷静に問いかけるつもりで書いているのであるからして、反応する方は喧嘩腰で書いてくるのじゃなく、冷静に反応するように。
◎しんぶん赤旗2007年2月25日号より
◆1◆豪華外遊・税金飲食・身内重用 石原都知事
横暴勝手なぜ?
自民・公明・民主「オール与党」も同罪
民主の対決ポーズ 知事が逆襲「都提案に全部賛成」
独裁政権も末期的状態となり、先日は首都圏の道路を封鎖し、
“東京独裁マラソン”まで決行した石原知事。
【石原の石原による石原のためのマラソン大会】
【石原の石原による石原のための東京独裁マラソン】
問われているのは知事の姿勢だけではない。
日本共産党以外は知事翼賛という都議会の「オール与党」体制が背景にある。
「石原知事が好き勝手にできるのは共産党以外の自民、公明、民主などが『オール与党』で知事を守ってきたからだ。予算も全部賛成。知事を批判するどころか、石原人気にあやかって選挙をしてきた。」(東京都の元幹部)
「東京都の知事は権限が強い。だから余計に議会が知事の暴走を食い止める機能を果たさなければならない。都議会では、共産党以外の政党がこの役割をわきまえずに強い方になびいていった。チェック機能がまったく働かなかった」(斎藤貴男)
民主党の田中良都議が石原知事を批判した際、石原知事が逆襲。
「選挙も近いせいか、たいそう派手な質問演説だ。都政にたいする評価は30点だそうだが、ならばいままでなぜ都の提案に民主党はすべて賛成してこられたのでしょうか」
これに対して産経・朝日は次のように書いている。
「対決姿勢を全面に打ち出しながら、都政に賛成してきた民主党の矛盾をついた」(産経)
「今春の知事選に独自候補の擁立を表明している民主党も、これまで石原知事が提出した予算案に反対したことはない。知事の3期目公約の軸になる五輪招致にも賛成の立場だ」(朝日)
05年都議選後、自公民はオール与党体制を形成。
※何でも賛成の「オール与党」
自民党 賛成100%
公明党 賛成100%
民主党 賛成100%
ネット 賛成100%
※よいものは賛成、悪いものは反対
日本共産党 賛成62% 反対38%
(以上、都議選後の約2年間の知事提出の予算、条例など489件の議案の賛否率)
このオール与党体制で、福祉・保険関係費は
7290億円 → 6840億円 (450億円もの減少)
中小企業予算も8年間で3割のカット。
民主党は「君が代」を歌わない生徒がいることを教員の責任にし、教員処分を都に迫ることまでしました。
豪華海外出張については自民、公明、民主は“同罪”という事実があります。
これら三党は都民の批判を受けて中止していた「海外視察」を2001年に再開。
01年度からの6年間で公費による「海外視察」の回数は
自民党 4回 ミラノ含む
民主党 5回 ラスベガスにカジノ調査含む
公明党 1回
自公合同で 2回
総額約9290万円!
都議1人当たり平均約155万円もかけての海外旅行です!
さらに、石原都知事の女性蔑視発言を持ち上げてゴマをすることも。
「女性ファンは大変ショックを受け、減ってしまったようですが、はっとするほど知事は生き生きとしていらっしゃいます」(02年2月27日 本会議)
そして都知事選挙では、石原独裁体制を倒すために吉田万三さんが立ち上がりました。
のびのび東京!吉田万三 http://www.manzo-y.jp/
革新都政をつくる会 http://www.ny.airnet.ne.jp/kakushin/
吉田さんで東京変えよう 革新都政つくる会集会 各分野から1800人
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-11-21/2006112101_02_0.html
自公民が支える石原都政転換
憲法生かし 福祉優先に 吉田知事候補が公約
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-15/2007021501_01_0.html
吉田万三さんで都政転換へ 著名12氏が賛同呼びかけ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-19/2007021901_03_0.html
吉田さん支持広げる好機 都知事選政策訴え抜こう
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-25/2007022504_03_0.html
石原都政を終わらせる 福祉重視の施策すすめ 地元経済応援
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-11-14/2006111403_01_0.html
s(・・;) さて、ここで疑問なんですが、何で吉田万三さんで一本化できないんでしょうかねえ?
選挙が近いというのに、今回民主党は候補者がいません。出せません。
本気で石原知事と戦おうと思うのなら、一体今まで何をしてきたのでしょうか?
今まで時間は十分ありました。しかし石原知事に対抗して候補を選ぼうとはしなかった。
今まで石原知事につっくついてオール与党体制に甘んじていたので、急に候補者を出そうと思っても無理ということでしょうか。
野党第一党といってもこんな有様では、とうてい石原体制に対抗する実力はないというものです。
一方、地道な努力でオール与党体制に抵抗してきた日本共産党は万全を期して候補者を出してきました。
吉田万三さんといえば、足立区の区長も務めた方で、実力・経験ともに十分で、まさに勝てる候補・本命候補といえます。
立候補は昨年末から既に公表していたようです。
しかし、赤旗日曜版読者である私ですら知らなかったこと。
一般マスゴミは吉田候補のことを報道しません。
よく、選挙で自公が勝てば
「共産党が立候補するから野党票が割れて負けた」
なんて言いがかりのようなことを言う人がいます。
その論法でいけば、今回、民主党は候補者がいないのだから、無理に出さなくてもいいのでは?
「野党票をまとめよ」
と大義名分をかざして「野党共闘」を主張する方は、今回はその主張を撤回するのでしょうか?
論理が一貫していないのでは?
「何が何でも民主党から候補者を出さねばならない、出さなくては不戦敗だ」???
? ? ?
違うでしょう。石原独裁体制を本当に倒すことのできるのは吉田候補です。
ところがマスコミは吉田候補を不当に隠しています。
これは石原体制に擦り寄ったマスゴミの世論誘導ではないでしょうか。
マスゴミは吉田候補を不当に隠す一方で、民主党をせっついています。
菅直人プッシュが陰謀?
そこまで言うのなら、吉田万三隠しも陰謀だと考えられないのですか?
所詮、石原オール与党体制と民主党の八百長プロレス体制でしかありません。
黒川紀章が野党票を分断工作?
それを言うなら、石原オール野党体制と裏でつながった民主党が八百長候補を出して石原知事を助けることは考えられないのですか?
“野党票をまとめよ”と大義名分のように行っている方々は、どうも
“民主党は神聖にして侵すべからず”
と考えているのでは?
“一部のネオコン系議員はいるが”
なんて枕詞のようなことを言って
“それでも民主党は神聖にして侵すべからず”
と民主党に変な期待を持っている。
実態は、上で見たように、完全にオール石原与党体制の一員ではないですか。
そしてこれが日本の縮図ではないのですか?
国政もこれと相似形ではないのですか?
マスゴミの情報操作?
民主党が野党であるかのように報道して“八百長二大政党制”を翼賛することもマスゴミの情報操作ではないでしょうか。
そして、日本共産党を諸悪の根源のように思い込んでいるあなた方こそ、マスゴミの情報操作に操られているのではないでしょうか?
石原独裁体制は末期的状態です。遅かれ早かれ崩壊するでしょう。
しかしそんなことはあるはずないしあってはならないことですが、万が一、民主党が無理をして準備不足の急ごしらえの勝てない候補を出してきて、石原批判票が割れて石原独裁が延命した時のことを考えます。
あらかじめ断っておきます。
その時は、
「日本共産党が候補者を出したから負けた」
のではありません。
先に候補者を出していたのは日本共産党です。
後から無理をして準備不足の急ごしらえの勝てない候補を出してきたのは民主党だということを、くれぐれも前もって断っておきます。
「私に寄ってくる民主党議員がたくさんいる」
自民都連集会で石原都知事発言
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-25/2007022502_03_0.html
「だいたい民主党ってのはよくわからないんだけども、私たちが言い出したことに反対したことがないんですよ。急にこう変わっちゃってですね」
議会ではオール与党の民主党 選挙時だけ“対決”は大義なし
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-12/2007021202_02_0.html
こんな都政に誰がした
福祉切り捨て 大型開発 知事の“暴走”
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-19/2007021902_03_0.html
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