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□浅野氏、テレビで事実上の出馬宣言 [JANJAN]
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浅野氏、テレビで事実上の出馬宣言 2007/03/02
東京都知事選挙への出馬が取り沙汰されている浅野史郎・前宮城県知事は2日朝、TBS報道番組『朝ズバッ!』に生出演し、事実上の出馬宣言を行った。
浅野氏は「宮城県知事を3期12年やって何でまたなの?という気持ちが(当初は)あった。ところが(石原都政について)色々なことを知ってくるにつれ『正義の戦いかな』と思うようになった」と心境の変化を語った。
番組コメンテーターの河野太郎衆院議員が「東京をどうしたいのか」と聞くと、浅野氏は次のように答えた―
「都庁の職員がお手上げ状態というか、荒廃している。(石原知事の)2期目で都庁の職員の中に『もうだめだ』というのがあって危機的」。
出馬表明はいつですか?と司会のみのもんた氏がズバリ聞くと、浅野氏は「決まれば早ければ早いほどいい」と目をすえて答えた。
番組コメンテーターのTBS解説委員が「この期に及んでは、出るのが正義とお考えか」と質した。
浅野氏は「東京都民や都民以外の方からも悲鳴に似た声が聞こえてくる。このままだったら日本の政治はどうなってしまうのか。政治をあきらめるなというメッセージだと思う」と語った。
石原都政はどこが具体的に問題か?という問いには「教育・福祉の荒廃。これはほっとけない。震災がきたらどうするんだ」と端的に答えた。
焦点のオリンピックについては「優先順位の高い課題なのか、疑問符はつく。オリンピックは大変な金がかかる。(それ以上に)福祉・医療、震災対策には金をかけてやっていかなくてはならない」と述べた。オリンピック賛成の民主党と一線を画した格好だ。
浅野氏は「民主党が候補を立てれば、自分は出馬しない」とこれまで述べていた。番組コメンテーターからは、この前言に質問が相次いだ。浅野氏は「あれは言い過ぎだった」と前言を事実上撤回した。
毎日新聞(2日朝刊)によれば、海江田万里・前衆院議員が、出馬に意欲を見せている。この点についてもコメンテーターから質問が出た。浅野氏は「回りがどうこうでいいんだろうか。回りとは関係なく真面目に考えていこうと思っている」と答え、民主党が候補を立てても、自らは出馬する姿勢を示した。
浅野氏が熱くなったところで、みのもんた氏が、「出馬へのボルテージ」をパネル上で図示すべく、浅野氏に聞いた。上へ行くほど出馬の意欲が高くなる。最上段は「出馬決定」である。浅野氏はこの最上段で「はい」と言った。
知事選挙への出馬表明は地方、首都を問わず県政・都政記者クラブ、あるいはホテルなど然るべき場所で「記者会見」を行うのが『ならわし』だった。
今回のようにテレビ、それも人気キャスターの番組で事実上の出馬表明を行ったことは、無党派層を狙った浅野氏の戦略の一環ともとれる。
東京都知事選挙は3月22日告示、4月8日投票。石原慎太郎氏(現職=74歳)、吉田万三氏(共産党推薦:前・足立区長=59歳)、黒川紀章氏(建築家=72歳)がすでに立候補を表明している。
毎日新聞によれば、東京に地盤を持つ海江田万里氏(民主党)も立候補に意欲を示している。海江田氏、浅野氏が共に正式出馬すれば事実上3ツ巴の激しい選挙戦となり、有権者の関心は高くなりそうだ。
(田中龍作)
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