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(回答先: 「阿修羅」掲示版から「糸川証言メモ」が消える(東京アウトローズWEB速報版) 投稿者 heart 日時 2007 年 2 月 27 日 14:32:03)
http://ameblo.jp/sukinakoto/entry-10026560083.htmlより転載。
数日前に、潜水艦のネットゲリラさんのところのリンクから、この記事のなかで触れられている「糸川議員証言メモ」を見た。
この内容を見てから、しばらく他の報道に目が行かなるほどだった。
ネット社会が無ければ、このような問題は我々の前に姿を現すことは無かったのではないでしょうか。
間違いなく今後の日本を語る上で、大きな出来事ですので、どのような内容か少し書いておきます。
流れをまとめてみます。
■2006年1月12日
「毎日新聞」に1つの記事が掲載される。
東京の南青山3丁目にある一等地に関連して、「組関係者に手数料」という大きな見出しで書かれた記事でした。
アメリカの「サーベラスグループ」という大手ファンドが地上げに絡み、広域暴力団山口組関係者に2千数百万円の金を支払ったという内容でした。
関連したのは子会社である「昭和地所」(東京都中央区)とのこと。
都市再生機構(UR)が所有する土地でした。
■1月19日
AP通信によると、投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントは1億ドル(115億6千万円)の損害賠償をニューヨーク連邦裁判所に起こしたとのこと。
訴えられたのは、「毎日新聞」。
■2月12日
国民新党の糸川正晃議員が 国会にてこの土地取引に関連した質問を行った。
■3月3日午後10時
糸川議員が地元である福井市の繁華街の雑居ビル3階のクラブで、脅迫を受ける。
「国会議員の秘書が来ているので会っておいたほうがいい」との内容であった。
その場でこのように脅される。
「あんたが質問して迷惑しとる仲間が大勢おるんや」
「今後質問したら仲間が許さんよ。命狙われるよ」
その時の様子を糸川議員は、このように語っている。
「水割りのグラスを差し出す男の小指がなくて怖かった」
その後の報道で、クラブにはこのような人物がいたとされています。
前滋賀県草津市長 芥川正次(翌年逮捕)
建設会社「平和奥田」相談役山元康幸(翌年逮捕)
暴力団関係者(詳しい内容を知らず同席)
糸川議員
元閣僚後援会関係者
■4月5日
毎日新聞社会部記者の大平誠記者が、糸川議員に取材を行う。
この取材内容を、糸川議員に確認を取らずに録音。
■5月初め
大平記者は、ある取材協力者に録音された発言メモのデータを渡す。
■5月29日
衆議院議員会館の事務所、糸川議員宛てに銃弾が送られる。
毎日新聞東京本社記者宛てにも銃弾が送られる。
「お前の体に入るぞ」
■6月21日
警視庁組織犯罪対策4課などが、関連の捜査をしているとの報道。
■11月14日
国民新党が衆議院議員会館の事務所に糸川議員の辞職を迫る脅迫文が送られる。
綿貫民輔代表や亀井静香代表代行宛てであった。
差出人「サーベラス南青山懇話会」。
「貴党自身が返り血を浴びる危険を冒してまで、このような 質問をさせるのは、どのような意図をお持ちか」
14日付で「東京中央」の消印。
■12月1日
糸川議員、警視庁麹町書に被害届を提出。
■12月4日
「毎日新聞」と「サーベラスグループ」が和解。
米国投資会社「サーベラス・キャピタル・マネジメント」と「サーベラス・アジア・キャピタル・マネジメント」は1月19日の「毎日新聞」への名誉棄損訴訟を取り下げた。
■2007年1月16日
あるジャーナリストのブログに、2006年4月5日の大平記者による糸川議員の取材データが掲載される。
■1月19日
糸川議員より、大平記者へデータ流出の指摘。
大平記者より取材協力者へ削除依頼。→1〜2日後に削除。
しかしその内容は、複数のブログやHPなどに転載された。
毎日新聞の発表によると、このデータの内容は音声データの内容とは一致していないが、構成などは酷似している、とのこと。
一部は要請により削除されたようですが、現在もネット上には保存されており、多くの方が証言データを持っている。
■2月21日
昨年3月3日の糸川議員脅迫の疑いで、元土木建築会社「平和奥田」相談役・山元康幸、前滋賀県草津市・長芥川正次の両名を逮捕。
■2月23日
毎日新聞は社会部大平記者を東京本社代表室へ。
■2月24日
毎日新聞が紙面で糸川議員などへ謝罪。
「取材した素材を取材相手の了解なく第三者に渡した行為」
これが現在までの大まかな流れです。
報道などで詳細に内容は出ているのですが、その根の部分には至っていないように思えます。
一体、誰がこのような筋書きを書いたのでしょう?
利権に絡む建設会社と滋賀県元市長の脅しだけと考えるには、話が大きすぎます。
米巨大企業・日本の業者・政治家・暴力団、今の日本の全てが集結したのではと思えるほどのこの事件。
報道をご覧になられた方もその闇の大きさに、驚いたと思います。
今後の展開には、多くの国民が注目しているのではないでしょうか。
糸川証言メモを見ると、大物政治家の名前も・・・
毎日新聞社は23日、国民新党の糸川正晃衆院議員(32)が国会質問をめぐり脅迫を受けた事件に絡み、東京本社社会部の男性記者(41)が、無断で録音した同議員への取材のやりとりが入ったICレコーダーを社外の人物に渡していたと発表した。この結果、これをもとに作成されたとみられる「証言メモ」がインターネット上に流出した。毎日新聞は「記者倫理に外れる行為」として謝罪し、この記者を東京本社代表室付とした。「社内調査し、厳正に処分する」としている。
毎日新聞は昨年1月、東京・南青山の土地取引に関する疑惑を報道。糸川議員は同2月、衆院予算委でこの土地の取引状況などについて質問した。同3月、同議員は福井市内のスナックに呼び出され、土地取引にかかわっていた建設会社「平和奥田」相談役の山元康幸容疑者(49)=暴力行為処罰法違反で逮捕=らから脅迫された。
毎日新聞の説明や関係者の話によると、記者は昨年4月、スナックの件について糸川議員を取材。会話を無断でICレコーダーに録音した。同5月、記者が長年の知人である取材協力者に、糸川議員を取材したことを告げると、「ぜひ内容を聞かせてほしい」と頼まれ、都内のホテルでレコーダー本体を渡した。
今年1月16日、ジャーナリストらによるブログ(日記風サイト)に、記者が渡した取材データの内容を書き起こしたとみられる「証言メモ」が掲載された。ブログは「糸川議員本人の証言テープと証言メモを入手した」とし、議員が取材に答える形式の文書。
記者は同19日、議員秘書の指摘で掲載に気付き、取材協力者に削除を依頼。数日後に削除されたが、転載される格好でネット上に残っている。
毎日新聞と糸川議員には昨年5月、実弾や脅迫状が送付されており、警視庁が今回の脅迫事件との関連を捜査中。糸川議員は「同じ被害者として毎日の記者と情報交換していたのは確かで、漏洩には非常に驚いた。互いの信頼関係を損なう行為であり、大変残念だ」と話している。
毎日新聞の伊藤芳明編集局長と斉藤善也社会部長は23日会見し、「取材した素材を取材相手の了解なく第三者に渡した行為は、取材先との信頼関係を損ない、記者倫理に外れる行為。ご迷惑をかけた方々に深くお詫びする」と謝罪した。また、記者が無断で録音していた行為については「ケースバイケースで判断すべき。今回は問題なかったと考える」と話した。(Sankei Web)
↓東京アウトローズさんのメモ☆ http://outlaws.air-nifty.com/news/2007/02/post_2447.html
隠してもすでに意味は無いのにねぇ http://www.tokyo-outlaws.org/itokawa.txt
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