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チェイニーは、天皇にも会い、安倍首相は勿論、塩崎官房長官とも米国大使館で会談している。
横須賀では、第7艦隊の軍人とも懇談、その中には防衛省の自衛隊の幹部?が列席していた。
日米同盟の肝心要たる防衛大臣とは、握手する場面さえなかった。横田夫妻とは会えても防衛
大臣とは会わない。極めて奇異なことである。
苦言を呈する人物にはそっぽを向いたまま、日本を去った。 それでも日米同盟と言えるのか?
日米同盟が泣いているのか、笑っているのか?知らないが、彼にとっては同盟とはその程度の
吹けば飛ぶような軽いもの。日本側が勝手に同盟の重要性を思いこんでいるだけだろう。日本は
米国の家来だ、アメリカに忠誠を示せ?そんなところかもしれない。
チェイニー副大統領は天皇との懇談で「アフガニスタン、イラクへの日本の貢献について、米国と
してお礼を申し上げたい」と謝意を示し、「ここで手を引くと再びテロリストの拠点となり得るので、ブ
ッシュ大統領としては強い信念で対処しています」と説明したという。
それが本心なら、否、たとえそれが外交辞令であっても、久間防衛大臣を表敬訪問して、「アフガ
ニスタン、イラクへの日本の貢献について謝意を示し、「久間の言うことは理解する、だが米国は
いまこのままイラクを撤退するわけにいかない。日本の協力が重要である」と何故言えないのか。
この男には、この程度のことも言う度量も常識もない。独善的で幼稚なガキ大将レベルだ。米国の
イラク政策が間違ったのも当然である。こんな男がアメリカの実力者だから、アメリカの中東政策は
ますます泥沼だろう。
その一方で、先日おこなわれた6ケ国会議決着は、アメリカが金ジョイル体制にお墨付きを与えた
ようなもの。チェイニーは表向き「拉致の重要性を理解している」と言ったというが、これこそ外交辞令
二枚舌にすぎない。
拉致問題は金体制が存続する限り、もしくは金体制に揺さぶりをかける脅しがない限り、解決しな
いだろう。そのようなことは米国は勿論、中国も、韓国もロシアも知っている。
それでも、安倍首相は、「拉致問題が解決しない限り、経済制裁は続ける」と空しく言うしかない。
一体、チェイニーは何を意図して来日したのだろか。世界から孤立化するアメリカ、デンマーク軍も
8月までにイラクから撤退予定、イギリス軍は近々1600名撤退を発表している。イラン問題に絡ん
でロシアからも冷戦時代のような敵対関係を突きつけられている。
唯一従順な日本とオーストラリヤへの癒しの旅だったのだろうか。そんな癒しの旅にけちをつけた
男がいた。男、久間頑張れ!
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