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チェイニーの来日以後、日本政府と米国政府の間で「北朝鮮へのエネルギー支援」について外交交渉(実は押し付け)が"秘密に"始められて、交渉が継続中または交渉妥結に至っている可能性があると私は見ている(推測している)。
安倍政権は御存知の通りの「戦前レジューム退行頭脳」のものでしかない。なんらの柔軟性も持っていないこの政権を動かすには"脅し"以外に無いのである。
時代の流れを読めない暗愚な日本の政権を思い通りに動かすには「圧力(強圧)」以外に無いのである。
米国は、チャイナ、北朝鮮と共に計らって所謂「従軍慰安婦問題」を米国内で取り上げて、安倍政権に圧力を掛け、実は「要求」を"秘密に"行っている筈だ。
このやり方は、イラクにおける奥・井ノ上の両外交官の「暗殺」そして橋田・小川の両ジャーナリストの暗殺そして旅行者の香田さん斬首殺害に通ずるものであると考える。
イラクでのこれらの三つの事件は、総てコイズミ政権への「圧力」として作用した筈である。
既に日米の政権間で、「北朝鮮へのエネルギー支援」について『密約』が交わされているかまたは交わされつつあるものと考える事が出来る。
これは、かつての沖縄返還を巡って日米政府間で交わされた「密約」の様なものが存在しているのではないか、または存在しつつあるのではないかと言う事である。かつての「密約」は毎日新聞記者の西山太吉氏がスクープしたが、かれは陰謀によって新聞社から追放
される羽目となった。
安倍政権は、「拉致問題」を「錦の御旗」として掲げる政権であり、この路線は米朝和解により実態としては"破綻"している。
しかし、本当に解決するつもりは無く、利用する為に「拉致問題」を掲げている安部政権は改憲・軍国化を完成させる為には利用価値が高いのである。
従って、「拉致問題解決」を追求し続ける事は止めてそれは日朝間の国交回復の中で解決を図れ、と言って圧力を掛ける方法は採用しないのだ。
それを言う代わりに、「従軍慰安婦問題」を採り上げて圧力をけて、「虚構の拉致問題追及路線」はそのままで棚上げして残させるのである。
その為に、政権を去ったボルトンに「米国は拉致問題を裏切った」と語らせて安倍政権を応援させるのだ。だが、ボルトンは政権内の人物ではないので直接の米国政府の発言とは看做される事は無い。しかし、米国政府は実はボルトンを使って安倍政権を裏で応援しているのである。
つまり米国は二重の相反する意思を日本政府と日本国民に対して押し付けているのである。
一つ、「北朝鮮に対してエネルギー支援しろ」(秘密の要求)
二つ、「北朝鮮と拉致問題を巡って対立せよ」
かくして、この二つを両立できなければ安倍首相は退陣させられて麻生や他の人物に交替させられるのではないか。
安倍よりもタレント性に優れた人物に交代させる事が考えられる。
尤も、ブッシュ政権も今やピンチ政権なので対日工作も完璧ではなかろう。
相矛盾する二の課題・任務を、一方を隠し、一方を虚構として演じ続けることは日本の政治家には荷が重過ぎるし、マスコミや傀儡行政官僚機構が支援しても達成は難しいと考えるのである。
国民の多くは既に安倍政権の欺瞞性について、論理的にではなくとも感覚として気づいている。
石原慎太郎都知事が都知事選に敗北すると、安倍政権の砦の一角が崩れる事になるから、どんな醜い方法を採っても慎太郎知事の存続を図ろうするであろう。
米国は、日本のために「拉致問題」も「ガス田問題」も「尖閣諸島問題」も解決に一役買う考えはない。
ベトナム戦争後に米中和解を為し、その為に台湾をチャイナに売り渡したのである。そのかつての台湾と同じ立場に日本が立たされていると言っても過言ではない事に、何故、日本国民も政治家達も気が付かないのであろうか?
李登輝氏が「今後は台湾独立を語らない」と言った事は、日本では怪訝に受け取られたが、彼が君子が豹変するかのごとくこの様に語れた理由には、かつて台湾が米中和解の時に米国から裏切られた苦い体験があったからであった。大陸的な政治技術に長けた事だけが理由ではない。
しかし、面白い事に台湾は日本や韓国の様にイラクやアフガニスタンへ傭兵派遣をさせられていないのである。彼らの立場にもメリットはあるのだ。
明治維新以後、何ら政治的な成長を得る事なく、平和を語る時にさえ「無常観」を根底に置いて来た日本人はそのままでは、なんら現実的打開を得る事は無いと考えざるを得ないのだ。
自然と世界に語りかけ心を開けば、人間は無常の世界に放り出される事は無い。
日本人の根本的な変換が望まれる。
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