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【政治】焦る安倍首相 従軍慰安婦発言が物語る本音 英『エコノミスト』誌
1 : ◆Robo.gBH9M @うしさん大好き! ロボ-7c7cφ ★ :2007/03/14(水) 10:05:39 ID:???0
ゴシップの粉砕機が回転している。近く、政治生命が粉々にされて吐き出されて
くるかもしれない男は、ほかでもない、安倍晋三氏である。
昨年9月、自民党総裁に選出され、続いて首相に指名された時、彼は圧勝し、
新世代の政治家を代表する、若く(52歳)、選挙に強い政治家と称えられ、カリスマ的な
前任者・小泉純一郎氏が手掛けた改革プログラムを引き継ぐ人物として期待された。
安倍首相は派手なスタートを切り、就任直後に北京とソウルを訪問、小泉氏の下で
冷え切っていた両国との関係を修復した。しかしそれ以来、唯一派手なことと言えば、
彼の凋落ぶりだけである。
安倍氏が3月1日、10月の中韓歴訪で達成した成果をほぼ帳消しにするような選択をしたのは
この凋落を止めたかったためかもしれない。彼はこの日、多くの中国人と韓国人にとっての
悲憤、つまり、1930、40年代に日本の帝国陸軍が中国人、韓国人を中心とした数十万人の
女性に売春を強いたという事実を公式に否定した。
婉曲的に「慰安婦」と呼ばれる人々すべてが奴隷にされたわけではない。すでに売春婦だった
女性もいれば、家族によって苦界に売られた女性もいた。だが多くの人が、誘拐され、
奴隷にされ、レイプされたと話している。彼女たちの証言と軍関係資料室から発掘された
文書類によって、1993年、日本政府は責任を認めることを余儀なくされた。ところが
安倍氏は今回、強制連行の「歴史的証拠」はないと言い切った。言い換えれば、
女性たちはウソつきだということである。
この発言は、日本の20世紀の歴史を修正する立場を長年取ってきた保守政治家としての
安倍氏の本心を暴露している。彼の強制連行否定発言を誘ったのは、1993年の政府
声明(国会は批准していない*)を破棄する法案を通そうとする自民党の保守派議員の
取り組みで、強制売春問題を巡って対日非難を検討している米議会の動きに対応したものだった。
強い首相であれば、これほど微妙な問題で立場を明確にすることは避けたかもしれない。
しかし安倍氏は自身の党内基盤を強めようと必死なのである。
>>2-以降に続く。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070313/120908/
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