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http://blogs.yahoo.co.jp/nepal_journal/46891572.html
暫定政権を話し合う8政党会議は明日開かれるようだ。コイララ首相は今日カトマンズに戻ったが、当のプラチャンダ党首は今日、バグルンで党集会などに出ている。両者の興味深いコメントが報道された。まず、コイララ首相は帰京する前に開いた記者団との会見で、「国王のせいで共和制への道が開いた。制憲議会の初日に王制は終わりになる」と“共和制発言”をした。「ギャネンドラとパラスが退位すれば、別の道が開ける可能性もある」と、孫に王位が継承されれば、セレモニアル王制の可能性があると示唆する発言もしている。一方、プラチャンダ党首は「明日の8党会議で制憲議会選挙の日程と暫定政権が決まらなければ、街頭と暫定立法府で共和制を宣言する」と発言。コイララ首相は、今朝も「マオイストがすべての武器を登録すれば、暫定政権ができる」などと発言しているが、表のコメントが裏の真意と異なる可能性もある。いずれにしても、明日の会議は重要なものとなりそうだ。
パラス率いるギャング団の噂が広まるなか、今日開かれた暫定立法府でマオイストの議員ジャナルダン・シャルマが、パラスらが製作してネパール軍に配布されたとされるCDを議長に提出した。3日前、軍士官がマオイストに渡したとされるCDには、マオイストを批判した記事がコピーされているそうである。制憲議会選挙を妨害する計画も入っていると一部メディアは報道しているが、詳しい内容は不明である。一方、マオイストの別の議員レク・ラジ・バッタは、先日、カトマンズの某ホテルでパラスを含めた国王派の人たちが会合を開き、16人からなる委員会を発足させたと議会で話した。さらに、クリシュナ・バハドゥル・マハラは、王室がマオイストとネパール会議派、統一共産党内の共和制支持のリーダーを暗殺するために、6億ルピーの予算をつけたと話している。制憲議会選挙の日程決定と、暫定立法府で共和制を宣言すべきという声が上がるなか、どうやら、王室の抵抗が強まりそうな気配だ。
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