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http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-March/012076.html
[AML 12512] 村岡到:都知事選:「実を取」るとは何か?
村岡 到 logos at nn.iij4u.or.jp
2007年 3月 13日 (火) 13:33:36 JST
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村岡到:都知事選:「実を取」るとは何か?
二見孝一氏から「東京都知事選については、理想を貫いて散るか、実を取って勝ちに行くかの選択ではないでしょうか」という意見が出された。
よくある意見でもあるし、考えなくてはいけない。ここで言う「理想」とか「勝ち」の内実が何なのかをはっきりさせないと、抽象論ではどうにもならない。
長く論じる余裕はないが、仮に吉田氏が落選したとして、どうしてそれが「散る」ことになるのか、私には分からない。闘いは、選挙の後も続くのであり、そのための橋頭堡を築くことになれば、決して「散り」はしないのである。仮に、吉田候補が落選してもかなりの得票となった場合には、当選した人はその政策を大きくせいちゅう掣肘されるであろう。
神奈川県知事の例を示した方がいたが、こんなことは起きないのか。当選した人が何か不都合な政策を実行しようとする場合、その人に投票した人は、自分が投票した人がやることだから、反対はできない、と考える人も少なくないということである。「勝ち馬に乗る」習性については、矢野周三氏も指摘しているが、そういう人も少なくはないのである。
だれが当選しようが、良くない政策を実行しようとしたら、反対運動の高揚によってその実現を阻止することが課題となる。その場合に、積極的な行動を展開しやすくなるのはどういう闘い・活動を積み重ねることなのか、が問われているのである。重ねて強調するが、共産党排除に傾いていたのでは、展望は開けないのではないか。
何人かの方が、浅野候補に憲法を政策の中に入れるように働きかけていて、それはそれで積極的であるが、宮城の浅野県政では憲法は位置付いていたのか。なぜ、9日発表の見解では憲法に触れなかったのかについても明確にする必要がある。彼が憲法に触れない場合は、支持・推薦を取り下げるのか。この点を確認する前に、すでに同氏の推薦リストに名を連ねるのは、二枚舌のそしりを免れないであろう。あるいは、「人と自然にやさしい首都」と言いながら、築地市場移転は容認するというのは整合的なのか。
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