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「都民が革新都政時代に築いた制度を)石原知事…は乱暴きわまるやり方で破壊しました。・・・。特別養護老人ホームへの都加算補助を廃止し、・・・年間64万円の盲導犬のエサ代の補助、年間40万円の身体障害者の方々の団体の海水浴の補助まで廃止しました。」(『赤旗』3月13日、明治公園での志位委員長の訴えから)
私は石原都政に反対だし、福祉の切捨てにも反対です。この11年間、高齢者と障害者、ホームレスの生活を支援するために、ささやかな事業に取り組んでもきました。
しかし、自治体や「福祉」を名乗る団体からの補助金は、1ッ銭もいただいていません。制度が変わり、首長が変わるたびに変わる補助金に依存したくないからです。
年間僅か40万や60万を、都の予算で補助するということ自体が異常ではありませんか。小銭をばら撒くような補助金が、福祉への支持を失わせているのではありませんか。
特養への補助は、福祉切捨てとは別の議論です。私も、公費や公的保険で運営されている施設にたいし、自治体が補助することは、公費の2重支出にであり、在宅で生活しているお年寄りや、家族との間に、著しく公平を欠くものだと考えます。
共産党は、先の総選挙で没収された供託金が7億とか、受け取りを拒否している政党交付金が18億とか言われています。
これを基に福祉基金を作ってください。足りなければ、党本部を売却してください。不破の別荘も寄付してもらってください。
本当に福祉が大事だというのなら、自ら福祉事業を展開してください。
その方が、はるかに石原批判のインパクトも強いと思うし、党の信頼も増すはずです。
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