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Don't deny history. その通り。だが、その前に「歴史に正論なし」も事実です。
それでも尚、人々は歴史に学ばねばならない、そこから教訓を汲み取る作業は
重要だ。
吉見教授は慰安婦問題の第一人者ですか。
吉見教授の従軍慰安婦に関する「事実を示す資料の発見」は、格別目新しいことで
はありません。
我々の年代のものからすれば、「慰安所」、「慰安婦」という存在は至極あたりまえ
の言葉として聞いていた。従って当時は、そういう施設があったことは紛れもない事実
です。(公娼制度そのものは、日本では戦後も昭和33年頃まで実在していた。)
だが、それらは軍が組織的に「強制連行」した事実を裏付ける資料ではありません。
吉見教授も指摘しているように、”旧日本軍兵士が、中国女性に性的暴行を加え、現
地住民の怒りを買うことを避けることが目的だった。”
それらの資料から、「組織的に強制連行がやっぱりあったことにしたい人々」がいる
ことは、日本人として悲しい。
戦争時の性暴力の話は、日本だけの問題ではない、洋の東西を問わず、いつの時
代にも存在する。表沙汰になっていないのであまり知られていないが、終戦時満州で
逃げ遅れた多くの日本人女性が旧ソ連兵の性暴行をうけた悲劇の歴史もあった。
ただ、日本人と韓国人の文化の違いがあります。最近の日本人は、残念ながら「恥」
の概念はすっかり、雲散霧消してしまった。戦後、大ベストセラーになったルース・ベネ
ディクトの「菊と刀」のなかでとりあげられている「恥の文化」がありました。日本人の恥
という「心の伝統」が日本人の心を確かに支配していた。従って多くの日本人女性もい
た「慰安婦」たち、今でいう売春婦という経験を、生活のためというやむを得ざる経験で
あっても、韓国人のようにも表沙汰にはしていない。当時の日本にはそういうことは表
沙汰にしてはならないという精神文化があった。
参考:西尾幹二氏は、雑誌「諸君」で旧ドイツ軍の売春宿について書いています「占領
地域のあらゆる駐屯地に、国防軍所属の売春宿(Bordell)を開設し、完全管理すること
とし・・・」と。
蛇足:日本の公娼制度が廃止されて50年近くなった。だが、今や、「援助交際」という
女子高校生の売春が半ば公然と語られ、ネット上では小学生にまでアダルト・ビデオを
鑑賞?する時代となった。性道徳はけじめを失い、乱れに乱れてしまった。
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