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ブレア首相がイラクからのイギリス軍の撤退方針を発表するようです。
米大統領に新たな打撃=盟友ブレア首相のイラク撤退
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007022100630
【ワシントン21日時事】イラク戦争におけるブッシュ米大統領の盟友であるブレア英首相が、21日にイラク駐留軍の段階的撤退開始を発表する見通しになったことで、ブッシュ大統領は一段と孤立を深める事態になった。英軍の撤退方針は、ブッシュ大統領の「イラク失政」を厳しく追及している米議会多数派・民主党を勢いづけることになり、大統領は新たな打撃を受ける。
<時事通信 2007/02/21-15:14>
一方で、来日中のディック・チェイニー米副大統領は同盟国としての日本の協力に感謝を述べました。同じ盟友でも、イギリスはやはり自己主張のしっかりできる国なのでしょう。日本はと言うと・・・情けない。
このチェイニー副大統領はイラク復興への利権と大きく結びついているハリバートン社の経営役員で、ハリバートンから多額の報酬を受け取っていることは周知のことです。
ハリバートンですが、ハリケーン被害のあったルイジアナ州の復興も請け負ったというのに、5億ドルの予算がつけられているというのに、なにもしていないそうです。
住民の6割はいまだ電気が使えず、病院の半数は閉鎖状態です。保育所は被災前のわずか17%、バスの運行もなく、自殺率は3倍になっています。住民の半数はいまだ戻れず、一方で、土地の値段は3倍。昨年の6月には支援金が打ち切られました。
被災地は何をしているのか。裕福な白人の居住区のために高級ショッピングセンターやコンドミニアムの建設が予定され、被災地を貯水池にしてしまおうという意見まで出ています。
アメリカは自国も世界も格差をつくり、金持ちのために貧しい人を「捨て駒」にしてより利益を上げる構図になってきています。
堤未果(著作家・ジャーナリスト)談 「新婦人しんぶん」より
日本が協力するというのは、「日本だけでなく、アメリカも世界にも格差を広げ、金持ちの安全と富のために貧しい人々が犠牲になる」構図を支持していくことを意味しているのです。
戦争は国を守るのではなく、国家の上層部にいる人を守るために、彼らは安全保障の必要性を言い、危機を煽るのです。愚かな国民は「国を守る=自分たちが守られる」と勘違いするのですが、それこそがチェイニーたちの思う壺なのでしょうね。
チェイニーに感謝を述べられてニコニコしている政治家の顔を忘れないでいようと思っています。
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