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http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007020901000308.html
【北京9日共同】6カ国協議議長国の中国が提示した合意文書案は、核放棄に向けた「初期段階措置」と、これに対する見返りを同時期に行う行動原則と、作業部会設置、運営に関する部分の大きく2項目で構成されていることが9日分かった。複数の協議筋が明らかにした。北朝鮮が寧辺の実験用黒鉛減速炉(5000キロワット)など核関連施設5カ所の稼働中断と閉鎖、封印措置を2カ月をめどに実施、見返りとして残る5カ国は同じ期間内にエネルギー提供、経済支援などを開始することを基本としているが、見返りの具体的内容は不明。
6カ国協議は2日目の9日午前、北京の釣魚台迎賓館で首席代表協議を開いた。これを皮切りに文書案をめぐり全体会合や2国間協議などを通じた調整が本格化。同筋は、見返りについて北朝鮮は8日の基調演説で明らかにしておらず、9日の協議で提示される可能性が高いと指摘した。
作業部会は、核放棄の措置、見返りなどのほか、日朝関係正常化も独立して設置することになっており、作業部会は6カ国協議の全体会合にそれぞれの課題の進行状況を報告、点検を受ける。
(2007年02月09日 13時55分)
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