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(回答先: 平和運動は左翼や護憲政党の独占物ではない【天木直人・日本の動きを伝えたい】2/8 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 2 月 08 日 08:54:59)
>改憲を阻止するためにも、北朝鮮に対して「核やミサイルによる挑発冒険主義をやめろ」ときっぱりと言うこと。
この部分の天木さんの意見に異論がある。(いつもは異論が無いのですが・・)
改憲勢力の目的は改憲であって、北朝鮮への対応ではない。
北朝鮮問題は改憲のための手段でしかない。改憲勢力のシナリオは、「外敵」にたいする恐怖感を煽る事で国民を不安感に陥らせてぶりょくへの依存を求めさせようとすること。なので、仮に、北朝鮮が「核やミサイルによる挑発冒険主義をやめ」ても、改憲勢力は別の口実を捜し出してくるだろう。従って、北朝鮮を非難しても改憲を阻止することに役に立たない。(当面の口実がなくなれば、多少時期が先送りになるかもしれない)。
護憲勢力が一丸となって北朝鮮に圧力をかけたとしても、改憲勢力にとっては痛くもかゆくもない。むしろ、どさくさに紛れて、改憲派に取り込もうとするだろう。
それに、北朝鮮が「核やミサイルによる挑発冒険主義」を《どこまでやめれば》、改憲が阻止できるというのか? 「北朝鮮の核の完全、検証可能かつ後戻り出来ない廃棄の実現」を達成目標とするのであれば、改憲勢力に改憲の口実を永遠に提供しつづけることになるだろう。
護憲勢力が主張すべき事は、「北朝鮮問題は改憲勢力の口実である」ということであって、北朝鮮に対して一緒になって攻撃する事ではない。
護憲勢力は「北朝鮮の脅威」が具体的・現実的にどの程度のモノであるかを、検証し、それが日本にとってのホンモノの脅威ではないことを証明することを期待したいところである。ホンモノの脅威でないと証明する事が、口実である事の証明になるだろう。
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