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(回答先: テレビに扇動されている!柳沢大臣「女性は機械」発言で [PJ] −マスコミが一部分を不当に強調 投稿者 XL 日時 2007 年 2 月 04 日 22:01:55)
ごめんねと言いながら、「生む機械」か=何回も言ったのだ
【PJ 2007年02月05日】− PJニュースの高田記者がPJオピニオン「テレビに扇動されている!柳沢大臣『女性は機械』発言で」で、柳沢厚労大臣は、「『機械』発言をし始めた時点で既に、必ずしも適切な表現ではないと断りをいれている。その上で前後の文脈から考えると、女性を機械扱いしたというよりも、機械に例えて説明したという方が適切であろう」と言っているが、そうだろうか。
新聞報道によれば、発言当時のことを「柳沢氏は『これからの年金・福祉・医療の展望について』と題し約30分間講演。出生率の低下に言及し『機械って言っちゃ申し訳ないけど』、『機械って言ってごめんなさいね』との言葉を挟みながら、『15−50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない』と述べた」とあった。 (北海道新聞より)
「ごめんね」と何回か言いながら、生む機械発言をしている。謝っているから良いのだとともとれるようだが、こういう柳沢厚労大臣の言い方は、とても卑劣な言い方だと思う。ごめんね、ごめんねと言いながら、自説を通すのは、ちょっと見ると、謝っているから何でも通る、という言い方ではないだろうか。
ごめんねと言って、相手の反対を封じておいて、また同じことを言う。これは、卑劣だ。悪いと思って、ごめんと思うなら、何回も同じことを言うべきではない。一度間違って言ったのとはわけが違うのではないか。その場で訂正しないのは、本当にそう思っているからだろう。前の厚労大臣だった川崎氏の記者会見に何回か出たことがあるが、とってもおおらかに見えた。厚労省の情報はできるだけ公開するのだという姿勢も、人柄的に好感が持てた。厚労省とは、特に、人の痛みの分かる役所であってもらいたい。
少子化は女性だけの問題ではない。経済、社会の方向による結果だ。つまり、生みたくても、経済的に、生めない若い人達、病気などで治療している人達が、何万人となくいるのだのだという想像力がなければ、大臣の椅子にふさわしくない。
大臣に就任したばかりで、こんな本音が出るようでは、資質がないと言われても仕方がないだろう。参院の青木幹雄会長が「頭の中で(女性は生む機械と)考えてもいけない」と言ったのは正論だ。柳沢厚労大臣も、生む機械から生まれてきたのではなかろう。世の女性を怒らせて、選挙のことばかり考えている自民党の女性議員ももっと怒るべきだ。【了】
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