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少子化対策と称して色々言っているが、彼らの本音は単なる「機械の部品づくり」なのだ。
以下は「東京足立区の特色づくり予算」……新自由主義の具現化(dr.stoneflyの戯れ言)から転載。
http://dr-stonefly.at.webry.info/200611/article_3.html
(前文省略)
この際、もう一度マッドな科白を晒して置こう。
斉藤貴男氏取材「ゆとり教育開始にあたって」
三浦朱門(作家 教育過程審議会会長)
「平均学力なんて低い方がいい。日本が平均学力を高水準に保ったのはできもしない落ちこぼれの尻を叩いた結果だ。その結果全体の底上げは出来たが、落ちこぼれの手間ひまをかけたせいでエリートが育たなかった。だから日本はこんな体たらくなんだ。したがってこれからは、限りなく出来ない非才無才は勉強などできんままで結構。勉強などせず実直な精神だけ養ってもらいたい。落ちこぼれに金と労働力をつぎ込まず、効率よくエリートさえ育てばいい」
斎藤貴男氏取材「大阪府高校再編で定時制高校が半分になる件につき」
井村雅代(女子シンクロナイズド日本代表ヘッドコーチ 大阪府教委)
「挫折した子どもに愛の手を差し伸べる必要がどこにあるの」
斎藤貴男氏取材「能力別教育に関しての質問」
江崎玲於奈(ノーベル賞受賞者、教育改革国民会議座長)
小学校へ上がる前に就学時検診ってのがあるでしょ。その時に血を採るんだ。血を採れば、人ゲノムまで解読された時代に「その子の脳力」があるかないかは解るんだ。「生まれもって脳力のある子」教育して、「それ以外の子」は切り捨てる。教育には「遺伝」と「環境」がある。「環境」を重視する奴は共産党である。「遺伝」を重視するのは「優性学」思想の持ち主である。
2004.5.15 松山市 教育改革タウンミーティング
毛利 衛(宇宙飛行士:毛利日本化学未来館館長)
昨年、ヒトゲノム、私たちの体をつくっている遺伝子情報が全て読み取られた。それは一人一人違う。一人一人の差は、残念ながら持って生まれた遺伝子の組み合わせの差である。ある環境においては、ある遺伝子の組み合わせを持った人が伸びるということで、教育は、機会均等にチャンスを与えるが、同じチャンスを与えても出てくるものは違ってくる。そこをどう埋めていくのかが習熟度別学習であり、もっと伸びる子を伸ばす、それから、今のままではついていけない子をどう救うかということが重要だと思う。
教育基本法改正促進委員会設立総会挨拶
西村真悟(衆議院議員 民主党(大阪17区選出)
「お国のために命を投げ出しても構わない日本人を生み出す。お国のために命をささげた人があって、今ここに祖国があるということを子どもたちに教える。これに尽きる」
「お国のために命を投げだすことをいとわない機構、つまり国民の軍隊が明確に意識されなければならない。この中で国民教育が復活していく」
2005.4.24 朝日新聞特集 ゆとり教育「見直し」(2/24朝日新聞)
中山成彬(衆議院員 文部科学相)
─できない子より、できる子を伸ばせばと言う人も
「そうは思わない。皆せっかくこの世に生まれたんだから、それなりに幸せに生きていく権利がある。見放してしまったらワルになって歯を向いてくるかもしれない」
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