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大臣発言は、前後の文脈も入れれば大した問題ではないかも知れない。
しかし、夕張市等の地方支援、医療・教育現場の状況、教師の精神疾患の急増、建築偽装における国交省の責任、このような理由でこそ野党は審議拒否をやって欲しい。
現場を見て欲しい。今は日清戦争直前に野党側が掲げた民力休養よりも、一歩進んで民力回復が必要だ。産婦人科が不足する中で医師か助産師でなければ助産行為が出来ない、看護師ではダメというのは非現実的だ。今の政府のペースではダメなんだ。だからこそ審議拒否をして欲しい。大臣が辞めるとか、辞めないとか、そんな事はどうでもいい。もっと与野党は労働現場や地方の問題を直視して欲しい。与党の前提での議論は拒否する。ホワイトカラーエグゼンプションが撤回されれば良いのではない。現実がそれなんだから。そうではなく、もっと労働基準法を厳守させる事を話し合って欲しい。
我々が必要としている議論は大臣罷免云々じゃない。大臣のゴタゴタの中で、肝心の議題が進まない事に焦りを感じる。大臣のスキャンダルの裏で本当に追求しなきゃならない議題が後回しになっている。もし野党の審議拒否の前提が、厚労相が辞任すれば審議に復帰するとしたら、意味がない。政策が金融ビッグバンの小渕政権の延長なら、何人大臣が辞任して左派人士が溜飲を下げても全く無意味だ。大臣や総理の顔ではなく政策自体を変える事が必要なんだ。この10年で日本が何を失ったかを検証する事が大事なんだ。新しい人が厚労相になっても、医療切捨てと医師不足、介護士の劣悪な労働条件が続くなら意味がないんだ。
まさかこの相次ぐ大臣スキャンダルは、国民を真の問題から目をそらせる為のアドバルーンじゃあるまいね。
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