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Re: 平和を守る“映画づくり”に協力しています。/映画「日本の青空」
http://www.asyura2.com/07/senkyo30/msg/331.html
投稿者 gataro 日時 2007 年 1 月 29 日 15:02:32: KbIx4LOvH6Ccw
 

(回答先: 平和を守る“映画づくり”に協力しています。 投稿者 松本哲 日時 2007 年 1 月 29 日 08:23:13)

http://www.cinema-indies.co.jp/aozora/p02.html から転載。

日本の青空

平和憲法を守るための映画づくりに参加しませんか。

ストーリー

沙也可(22)は「月刊アトラス」編集部の派遣社員。今度の夏の企画「特集・日本国憲法の原点を問う!」で、先輩編集部員達がベアテ・シロタ・ゴードン、白洲次郎など著名人の取材を任される中、沙也可も企画を出すようチャンスを与えられる。そんな折、母の助言により、沙也可は全く名も知らなかった在野の憲法学者・鈴木安蔵の取材を進めることになる。安蔵の娘・耿子(けいこ)と露子への取材に成功した沙也可は二人の証言から、戦時下での憲法学者としての安蔵の苦労と崇高さを知る。そして沙也可は耿子から渡された古びた安蔵本人の日記帳を手がかりに、日本国憲法誕生を巡る真実のドラマの核心に近づいてゆく―。

戦後まもなくの日本では民主主義国家の形成に向けて知識人たちがいち早く行動を開始する。大日本帝国憲法にかわる、真に民主的な新憲法は民間人から生まれてしかるべきだという気運が彼らを取り巻いていた。安蔵(41)はそんな時代の流れの中で高野岩三郎、森戸辰男、室伏高信らとともに「憲法研究会」の中心となり民間憲法草案完成に向けて力を尽くす。彼らは、新しい時代に求められるべき憲法を探るために論議を重ねていく。

政府によって作成された憲法草案はおよそ民主的とは言いがたく、大日本帝国憲法と基本的には代わり映えしないものであった。それに対して「憲法研究会」によって熟考を重ねられ遂に完成した草案は国民主権、人権保障、男女平等などを謳った真に民主的なものであった。

政府による新憲法案はGHQ側にあっさりとはね返されたのに対し、憲法研究会による草案は英訳され、GHQ案に多大な影響を与えることに・・・・


憲法学者・鈴木安蔵について

1904年 福島県小高町生まれ
相馬中学校、第二高等学校文化甲類を経て京都帝国大学文学部哲学科に入学。その後社会の矛盾に対抗するため経済学が必要との考えから経済学部に転部。

1926年の治安維持法違反第一号「学連事件」で検挙され自主退学。以後、憲法学、政治学の研究に従事。
民衆の立場に立つ憲法学を成立させる。

1937年 衆議院憲政史編纂委員

1945年 「憲法研究会」案の『憲法草案要綱』を起草

1946年 憲法普及会理事

1952年 静岡大学教授
 その後 愛知大学教授 立正大学教授

1962年 日本民主法律家協会・憲法委員会委員長

1983年 8月7日逝去(享年79歳)


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