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久間防衛相:普天間問題「米国はあまり偉そうに言うな」
久間章生防衛相は27日、長崎県諫早市で講演し、在日米軍再編に伴う普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設(沿岸案)について「私は米国に『あんまり偉そうに言ってくれるな。日本のことは日本に任せてくれ』と言っている」と述べた。沿岸案を容認していない沖縄県などとの協議打開を狙った発言とみられるが、米国の反発は必至。首相官邸は発言を問題視し、週明けに久間防衛相から事情を聞く方針だ。
講演で久間防衛相は「米国は『政府同士が決めたのだから、それでやったらいいじゃないか』と言うが、日本はけっこう地方分権になっている」と沿岸案実施には県知事の公有水面埋め立て許可が必要となる現状を説明。「仲井真弘多沖縄県知事の意見も聞き入れながらやっていかなければならないが、米国は『根回し』が分からない」とたたみかけた。
この発言に対し、政府高官は27日夜、記者団に「普天間問題で久間防衛相は地元と政府のことを重視するあまり、米国というもう一つの大事なプレーヤーを忘れている」と不快感を示した。
久間防衛相は24日、米国がイラクの大量破壊兵器開発を理由に開戦に踏み切ったことを「判断が間違っていた」と批判。政府高官によると、この発言に対し、塩崎恭久官房長官が26日の閣議前に防衛相に「米国に誤ったメッセージを与える」と注意したばかりだった。安倍晋三首相も対米関係上、久間氏の発言を不安視しているという。
久間防衛相は今月3日、沿岸案をめぐり「滑走路1本でもいい」と述べ、V字形の2本の滑走路を建設する案の「修正」に言及。米国から、日本側に非公式に反発が伝えられた経緯もある。【山下修毅】
毎日新聞 2007年1月27日 20時16分 (最終更新時間 1月27日 22時59分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070128k0000m010062000c.html
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