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(回答先: 安倍首相の演説を小耳にはさんでの感想・・・、成績の下がった子どもがケナゲニバンカイヲハカロウトとしている姿!(本文なし) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 1 月 26 日 21:22:42)
安倍首相は初の施政方針演説で、21世紀の日本の国家像にふさわしい新しい憲法の制定などをうたった「戦後レジームからの新たな船出」を冒頭に掲げ、自らの理念を全面的に打ち出した。
昨年9月の臨時国会の所信表明演説では、余力を残して退いた小泉純一郎前首相への遠慮があったのか、首相のキャッチフレーズである「戦後レジームからの脱却」という言葉は用いず、保守色がやや後退した感もあった。
しかし、今年の安倍政権の基本方針を示す施政方針演説では、経済、社会保障、地方活性化などの内政問題にかなりの分量を割く一方、保守的な理念・政策を強く打ち出した。昨年末から復党問題などのゴタゴタなどで徐々に内閣支持率が低下していく中で、首相は小泉構造改革路線の継承を打ち出すよりも、原点に戻って安倍カラーを鮮明にしたいと判断したようだ。
ただ、首相が打ち出す憲法改正や教育再生、財政再建、外交・安全保障政策などには、与党内にも異を唱える勢力も多い。とりわけ公明党からは、教育、労働行政などで首相の政策方針に次々に異論が出ている。
演説の結びで、首相は「出来難(いできがた)きことを好んで之を勤(つとむ)るの心」と、福沢諭吉が慶応義塾の塾生向けに行った演説の言葉を引用した。行うことが困難なことにあえて挑戦し、やってのけようと努力する精神が必要だという趣旨だ。
演説の仕上げ直前に首相自らが盛り込むことを決めたという。明治維新の志士たちの取り組みを自分に重ね合わせる意気込みを表した形だが、同時にその実現への道のりの険しさも再認識しただろう。
就任以来、首相は折に触れて「正攻法で、おそれず、たじろがず」と繰り返してきた。奇をてらわず着実に進もうという姿勢は歓迎するが、演説内容を具体化する過程で反対・抵抗勢力をどう説得し、折り合いをつけるのか。国民はキャッチフレーズではなく、首相の実行力を問うている。(佐々木美恵)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070126-00000021-san-pol
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