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(回答先: <一致と類似>(AAA植草一秀氏を応援するブログAAA) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 1 月 26 日 10:34:21)
2007年1月26日 (金)
第三回公判備忘録
◎1月25日、第三回公判における二名の証言者
1月25日の公判であるが、傍聴券が4枚入手できたので、我々支援者の
会は4人で傍聴してきた。今回の公判主旨は、植草氏を京急蒲田駅から蒲
田警察署に護送した、青木ひでおという蒲田警察の巡査部長による証言
と、警視庁科学特捜研究所(俗に言う科捜研のこと)の女性職員による繊
維鑑定に関する証言であった。まず青木巡査部長であるが、彼は植草氏を
蒲田駅から蒲田警察署に連行した警官の一人で、2つのことを植草氏より
聞いたと証言した。その植草氏の発言とは、
A)「女性に不快感を与える行動をした」
B)「自分がやったことに間違いはありません」
という2つの発言を聞いたということであった。(A)に関して、不快感を与
える行動とは、どのような行動かは断定できないが、彼は痴漢を意味する
のではないかと想像したと言っている。検察官や弁護人に、それはなぜか
と聞かれたら、彼は、植草氏には羞恥心やプライドがあって、痴漢をしまし
たとはダイレクトは言えなかったのではないかと憶測した。勝手に自分でそ
う思っただけではないのか。
青木巡査部長は、植草氏が犯行を否認しているということも別の警官か
ら知らされていて情報が錯綜しているが、否認していると聞いた警官の証
人尋問は行わないようである。ということは、この(A)と(B)だけを、選別的
にマスコミに流そうという警察の意図が良く見えてくる。
この巡査部長の証言録を通観すると、驚くべきことに、この事件が信じられ
ないほど「短時間」に「スムーズ」に「処理」されていることに気が付く。
9月13日の夜、植草氏が乗った京急電車は、
@品川駅発10時08分
A京急蒲田駅着10時18分
Bパトカーで管内を警邏中だった青木巡査部長が蒲田駅に行くように指令
を受けたのが10時21分
C青木巡査部長が蒲田駅に着いたのが10時30分
ほぼ同時に4人もの警官が到着し、更にそれに加え応援部隊が駆けつ
けている。
D蒲田警察署に連行したのが10時35分
E蒲田警察署の生活安全課へ引き継ぎを行ったのが10時45分
目も止まらぬ早業で多数の警官が動き、連行している。この間に、植草
氏の手やネクタイに付いた繊維を粘着性のテープを使い採集したそうで
ある。
電車が蒲田駅に到着してから、パトカーで警邏中の青木巡査部長に指令
が行くまで僅か3分しかないことに注目しよう。この早業は、事前に周到な
打ち合わせをしておかないと絶対に不可能である。もし、あなたが友人と供
に、たまたまこの痴漢騒ぎに出くわしたと考えてみればよい。痴漢を目撃し
たわけではなく、被害者女性から話しを聞いただけなら、植草氏を実力で駅
員事務室に連行しようと決意するまで、それなりの時間は掛かる。友人と
協力するとなると、被害者女性の話を聞くだけでなく、友人との相談、植草
氏との相談をするのが絶対条件である。
これだけのことでも3分内に行うことは絶対不可能。しかも、植草氏は駅
員事務室に行くことを拒否していない。それを実力で連れて行ったのは余り
にも不自然である。実力で連れて行けば、万が一彼が無罪になれば、自分
は逮捕監禁の罪で3年以下の懲役刑に相当する犯罪に手を貸したことにな
る。しかも犯人が暴れて自分が怪我をする可能性だってある。段取りとして
は、彼をまず説得してから駅員事務室に連れて行く方が理にかなってい
る。
更に、駅員事務室に連れて行っても、駅員たちへ、この事件に関する事
情説明も必要となる。自分は見てないのだから、被害者による説明が必要
となり、それが納得いくものであれば、警察への通報となるだろう。これだ
けでも常識的には3分以内には無理なのである。110番通報が行われれ
ば、近くにいる警官に通報される。これらの事柄すべてを、僅か3分でやる
ことは、これがでっち上げでなくては絶対に不可能であろう。
今回の公判で、もう一つ重大な事実が発覚した。警察が女性のパンティ
ーを押収し、植草氏の衣服の繊維の鑑定をやっていると、警察が嘘の情報
をマスコミに流していたことだ。そんな鑑定はやっていなかった。やったの
は、植草氏の指に、女性のスカートやパンティーの繊維がついていないか
どうか、更に彼のネクタイに女性のスカートの繊維がついていないかどうか
ということであった。彼の手に粘着テープのようなものを貼り付けて繊維が
ついているかどうか調べたそうだが、鑑定では黒とも白とも完全には断定さ
れなかった。この事件全体がでっち上げなら、この程度のねつ造は造作も
ないことである。重要なことは、警察が意図的にマスコミに対し、パンティー
を押収し繊維鑑定をしているという嘘の情報を流したことだ。彼の名誉を失
墜させるための嘘としか考えられない。
植草氏は単なる個人的な冤罪に陥れられたのではない。彼の場合は国
策捜査による冤罪なのである。つまり、彼を嵌めた側の意図するところは、
植草氏の徹底的な口封じであり、彼の社会的信用の完璧な失墜なのであ
る。公判を無用に長引かせ、その間に恣意的な印象報道を行わせ、彼の
名誉をこれでもかと剥奪することにあるのである。それほど、植草氏を嵌め
た黒幕たちは、植草氏の政策批判を超えた致命的な政策スキャンダル(り
そな銀行にかかわるインサイダー疑惑等)の発覚を怖れているのである。
従って、今、植草氏は釈放され、一先ずは自由の空気を吸ってはいるが、
彼の身辺はけっして安全とは言えない状況にあると我々は憂慮するのであ
る。
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2007/01/post_99f7.html
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