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(回答先: 『全国学力テスト』の実施は、ベネッセとNTTデータが協力(うさぎの小部屋) 投稿者 セーラー服ときかんぼう 日時 2007 年 2 月 20 日 22:48:01)
http://jcphata.blog26.fc2.com/blog-entry-649.html から転載。
全国いっせい学力テストは中止せよ!
改悪基本法の実施にともなって、全国いっせい学力テストの実施が計画されている。
小学6年生と中学3年生を対象に4月に実施することになっている。そのために145億円もの国家予算がつかわれるが、子どもと学校に順位をつけ、受験競争を激化させるなど大変な問題をかかえている。
すでに愛知県犬山市などはこうした問題点を指摘して、実施しないことにしているが高知県では大崎教育長が「デメリットはない」として実施することにしている。
しかし、1961年から64年までに実施した学力テストの弊害についての研究もなく、およそ教育行政トップの見識としてはお寒いかぎりだ。
このときは、成績が悪い子をテスト当日に休ませたり、先生が答えを教えたりしたという。
このとき、香川県は4年連続で日本一を達成した。
香川県では、平均点の底上げのために、本番2カ月前から連日、模擬テスト、朝夕の補習も続けたという(それを祝うブロンズ像が高松市の「少年自然の家」の敷地に立っているという)。
このときの学力テストは、子どもたちを激しい競争に追い込み、自治体間の競争をあおることが明らかになって中止された。
こんかいの学力テスト問題で、すでに先行している東京都(あの都知事ではさもありなんと思うが)では、各学校別の学力テストの成績がインターネットで公表され、学校間格差が広がっているという。
受験競争の激化は、受験産業を潤わすことは自明の理である。
だが、こんどの全国学力テストは、そのプライバシーデータまで、受験産業に流すというのだから、あきれてものが言えない。
これも安倍首相のいう「美しい国」づくりというわけだが、実態は大金持ち・アメリカにとっての「美しい国」づくりである。
学力テストは中止すべきだ。
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